ヴァンガード社ETF購入!米国連続増配株ETF(VIG)

kヴァンガードVIG

先日のブログでは今回J塾長が不労所得としてあらたに組み入れた米国ヴァンガード社ETFのVYMを紹介しました。

本日は同じく購入したヴァンガード社の「VIG(ヴァンガード連続増配株ETF)」を紹介します。

今回不労所得に米国ETFを取り入れた経緯やVIMについては「「米国マーケット下落は米国株購入のチャンス!ETF投資を検討」や「ヴァンガード社ETF購入!米国高配当株ETF(VYM)」をご覧ください。

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VIGとは?

ティッカーシンボルが「VIG」のヴァンガード・米国連続増配株ETFは、VYMと同じくアメリカのヴァンガード社が運用するETFです。

増配とは前年の配当より利回りが高いことを意味し、VIGは過去10年以上連続して増配を実施している企業の株式のみを投資対象とするETFです。

つまり10年間以上連続して前年より高い配当を払っている優良企業がVIGの投資対象です。😳

「毎年分配金が増える企業のみが対象だから、信頼性の高い安全なETFだといえるね」🤔

そうなんです。😎

10年間も増配をおこなえる企業は、経営が安定しているだけでなく、利益もしっかり出している証拠です。

VIGがディフェンシブETFと呼ばれるのは、10年以上安定した経営をおこなっている企業にしか投資を行わない姿勢からだと考えられます。

VIGを選択するポイント

今回J塾長がVIGを投資対象として選択した理由を紹介します。

あくまで参考程度にご覧ください。

  • 連続増配ができる経営が安定した企業に分散投資ができる
  • 将来的に高配当が期待できる
  • アメリカ株式市場の暴落の影響が小さい
  • 株価の上昇が期待できる
  • 年4回の配当がある
  • 管理手数料が激安
  • 日本の証券会社で売買可能

VIGは現在247社の株式に分散投資を実施しています。

投資組み入れ銘柄上位は「JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー」、「マイクロソフト」、「ジョンソン・エンド・ジョンソン」、「ウォルマート」、「ユナイテッド・ヘルス」、「ビザ」…などVYMと同じくアメリカを代表する企業ばかりです。

ただしVYMは高配当を実施する優良企業に対して、VIGは連続増配の企業に対して投資をおこなっています。

高配当企業ではなく、連続増配が対象なので、そのぶんVYMよりも分配金の利回りは低下します。

「そうか~組み入れる投資の対象によって分配金にも差が出るのか」🙄

VIGの現在の組み入れ銘柄などの情報はヴァンガード社のHPをご覧ください。

VIGのチャートでみる暴落時の動き

ヴァンガードVIGチャート
yahoo!finance VIG チャート

コロナ禍で起きた2020年2月の暴落を見ると、VIGは2020年8月には暴落前の価格へ戻っており、他のインデックスETFと比較して驚異的な回復力を見せています。

「すげーぜ 5カ月でコロナショックから立ち直っている」😘

VYMが暴落前の価格に戻ったのが2021年1月なので、5カ月も早く値を取り戻した計算になります。

もちろんVYMも他のS&P500連動ETF(SPDR、VOOなど)と比べて回復が早かったのですが、VIGの戻りはVYM以上であり、もはや驚くべき速さだとJ塾長は思っています。

このことからVIGはディフェンシブETFとして、十分な実績を残していると考えます。

VIGの配当

現在のVIGの分配金利回りは「1.98%」程度で、3%近いVYMと比較すると高いとはいえません。

ただし連続増配株で構成されたVIGは、毎年の分配金が増える可能性が高いETFなので、将来的な期待から今回の投資を決断しています。

分配金は年4回貰えるのでFIRE(ファイヤ)の不労所得として安定した収入になりそうです。

それでは次に株価の変動も含めた年毎のトータルリターン5年分を見てみましょう。

  • 2020年 15.46%
  • 2019年 29.71%
  • 2018年 -2.02%
  • 2017年 22.22%
  • 2016年 11.84%

2018年には2%程度の損失をだしましたが、その他の年はすべて10%以上のリターンを上げています。

また上昇した年は30%程度上げており、分配金よりもキャピタルゲイン魅力を感じている投資家も少なくないようです。

ETFは単に分配金だけでなくトータルリターンで判断することが大切です。

ヴァンガード社のETFは経費が安い

VYMと同様にVIGも信託報酬と呼ばれる経費が必要ですが、これも同様に0.06%しかかかりません。

経費は各商品により違いがありますが、なかには2%を超える商品もあるので、経費ははしっかりと確認したいものです。

投資信託との比較

先日紹介したようにVYMは、楽天、SBI証券からそれぞれ連動する投資信託が販売されており、「分配金を貰わず、再投資するなら投資信託の購入がトータルでお得」と紹介しました。

しかしVIGに投資する投資信託は日本にはないことから、米国連続増配株のETFに投資をおこなうのなら、VIGを購入するのがよいでしょう。

今回はアメリカの株式のなかから、10年間以上連続して増配している優良企業に投資するヴァンガード社のETF、VIGを紹介しました。

長期間連続で増配できる企業は、業績が好調かつ安定しており、企業規模も大きく長期保有にはもってこいの投資対象だと思います。

またコロナショック時の株価の戻りを見ても、ディフェンシブ銘柄として十分な動きが確認されています。

分配金は大きくありませんが、不労所得の柱として安全運用を目指すにはおすすめできるETFです。

ただしこれら情報はあくまでJ塾長の認識であり、投資はあくまで自己責任でおこなうことが大切です。

今回は米国高配当株のETFであるVYMを紹介しましたが、詳しい内容はリンクしているヴァンガード社のHPを参照してください。

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