米国株の買い方!為替手数料を安くする方法とは?

ドル円

J塾長は先日久しぶりに米国ETFを購入しました。

昔は米国株を購入するには「専用口座の開設」からさまざまなステップを踏んでやっと購入できたのですが、最近ではネット証券を利用することで簡単に購入できます。

しかし、米国株を少しでも抵コストで購入するなら、しっかりと勉強してどの証券会社を選ぶかが大切です。

本日のブログでは投資初心者に知ってもらいたい、「ドルへ交換するための為替手数料」について紹介します。

J塾長が米国ETFを購入した記事は「ヴァンガード社ETF購入!米国高配当株ETF(VYM)」をご覧ください。

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米国株はドルで購入

当たり前ですが米国株の購入は米国通貨の「ドル$」でおこないます。

つまり日本で米国株を購入する場合、日本通貨である円からドルへ通貨交換しなくてはなりません。

米国株へ投資するには円からドルに交換する必要があるんだね」🤔

そうです。😎

最近では便宜的に円をドルに交換しなくても注文できるようになっていますが、実際には自動的に為替交換をおこなっていると考えてください。

  • 購入:購入資金を円口座へ入金 -> 円をドルに交換(為替取引) -> ドル口座に入金 -> 米国株注文 -> 米国株約定
  • 売却:米国株売却 -> 売却約定 -> ドル口座に入金 -> ドルを円に交換(為替取引) -> 円口座に入金

このように米国株の売買には必ず為替取引が必要で、「円からドル」、「ドルから円」へ交換しなくてはなりません。

もちろん、売却時にドルのまま保有することもできるので、為替取引のタイミングは自由です。

為替手数料を意識する

円をドルに交換する場合には手数料として、規定された「為替手数料」を支払わなくてはなりません。

つまり米国株を購入するには株式の売買手数料以外に為替手数料も必要です。

「えっ~ドルに交換するだけでも手数料がかかるのぉ」😱

そう、だからこそ全体のコストを考えることが大切です。😎

それではネット証券各社の為替手数料を見てみましょう。

  • SBI証券:1米ドルに対して片道25銭(SBI証券 為替取引に関する説明書 )
  • 楽天証券:1米ドルに対して片道25銭(楽天証券 外国為替の手数料)
  • マネックス証券:1米ドルに対して片道25銭(キャンペーンあり:マネックス証券 手数料)

たとえば1ドル110円のレートで1万ドル分購入する場合、「1万×25銭=2,500円」の為替手数料が必要なので、「1,102,500円」を支払います。

また反対に1万ドルを円に交換する際は2500円が為替手数料として差し引かれるので、「1,097,500円」が入金されます。

各証券会社のキャンペーンや機能を使う

このように1ドルあたり25銭の手数料が安いか高いかは個人の感覚かもしれませんが、定期的に米国株を購入する場合には結構な負担になります。

そこでおすすめしたいのが各証券会社の機能やキャンペーンを利用して為替手数料を安くする方法です。

SBI証券の外貨入出金サービス

ドル円両替

SBI証券の「外貨入出金サービス」を利用すると、「住信SBIネット銀行」の外貨口座から無料でドルの出し入れができます。

住信SBIネット銀行では円からドルへ交換するさいの為替手数料が片道4銭なので、円からドルの交換コストがSBI証券の1/6以下です。

たとえば住信SBIネット銀行の口座で、1万ドル分を交換した場合の為替手数料は「400円」のみです。

「それじゃ先にSBIネット銀行でドルに交換してから、ドルをSBI証券に無料送金すれば超お得では?」🤔

そのとおり、SBI証券で為替交換した場合の手数料が2,500円なので、2,100円も安くなった計算です。😎

また米国株を売却した場合も、SBI証券から住信SBIネット銀行にドルを出金送金して円へ交換します。

この場合の為替手数料も4銭なので、往復で800円の手数料ですから4,200円も節約できます。

外貨入出金サービスを利用するには住信SBIネット銀行の口座が必要なので、興味のある人はぜひ開設してください。

SBI証券のFXαを使う

SBI証券では外国為替保証金取引(FXα)を提供しており、ドルの為替スプレッドは0.2銭です。

この手法はFXαでレバレッジを1倍としてドルを購入する手法で、なれない投資初心者にはおすすめできない方法です。😓

しかし上手に利用すると1万ドルの手数料がなんと20円で済みます。

またFXαの取引単位は1万ドルからなので、少額の交換には利用できないことも覚えていおいてください。

マネックス証券の片道キャンペーン

マネックス証券では現在「円からドルへの為替手数料が無料」のキャンペーンを実施しています。

現状では2021年9月まで継続される予定ですが、それ以降延長する可能性もあります。

このキャンペーンはあくまで円からドルへの為替手数料が無料なので、ドルから円への交換には25銭の手数料が必要です。

為替手数料ではSBI証券が有利か?

マネックス証券のキャンペーンを利用した場合、ドルへの交換は無料でも円に戻す時点で1ドル25銭の手数料が必要です。

SBI証券の外貨入出金サービスを利用することで、片道4銭、往復も8銭なのでマネックス証券のキャンペーンよりも大幅に安くなります。

J塾長も今回はSBI証券の外貨入出金サービスを利用して米国ETFを購入しました。

投資は低コストを意識することが大切で、それによりさまざまな知識を得られます。

面倒がらずに少しでも効率のよい投資を心がけてくださいね。

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