株式投資①不労所得生活における株式投資の目的は?
不労所得と聞いてまず考えるのは株式投資ではないでしょうか?
最近のコロナ禍のなかでも、株式市場は絶好調の状況です。
日経平均も3万円を超えて、4月12日現在でも29681円と高値を維持しています。
今回の株高の理由はコロナ禍における経済対策によるものとされており、実際には疲弊している企業も多いことからバブルと考えている専門家も少なくありません。
株式投資の種類
FIRE(ファイア)で必要な不労所得を株式投資に頼るにはまず、投資対象となる企業を選択しなくてはなりません。
それにはまず投資の目的として、長期的な保有を目指すか、中短期間の投資を目指すかを選択します。
株式投資で目指す利益には「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」があります。
キャピタルゲイン
キャピタルゲインは保有する株式が値上がりすることで得られる売却益を指します。
例えばA社の株式を100円で100株保有したします。
合計で1万円を支払いましたが、1か月後にA社の株式が300円に値上がりしたので売却しました。
つまり1万円で購入した株式を3万円で売却したので、2万円の売却益が発生したことになります。(税金は無視します。)
この売却益を「キャピタルゲイン」と言います。
キャピタルゲインは株式投資だけでなく、さまざまな投資で使用されアパートなどの不動産を売却して得られる売却益もキャピタルゲインです。
インカムゲイン
一般的に株式を保有すると年2回の配当金を受けらえます。
配当金は決算における利益により決定されることから一律ではなく、業績によっては無配当の年もあります。
しかしなかには年間4.0%以上の配当を出す会社もあり、そのような「高配当株」を多く保有することで、安定的な不労所得を得られます。
たとえば配当利率4.2%の株式を500万円保有すると、年間で21万円もの配当金が受け取れます。(税金は考慮しません)
月に換算すると毎月17500円の収入と同じですから、FIRE(ファイア)してからの生活費で利用できますね。
FIRE(ファイア)ではインカムゲインを目指す
キャピタルゲインは株式を売却することで得られる利益で、一時的な収益は大きくなります。
ただし株式を売却することで、以降の配当金は発生せずインカムゲインがなくなります。
そうなると安定収入がなくなり、保有資産を減らす結果を招くかもしれません。
その意味ではFIRE(ファイア)における株式投資ではインカムゲインを狙った資産形成が重要です。
インカムゲインは高配当企業or安定企業?
FIRE(ファイヤ)における安定収入を株式投資に求めるなら、インカムゲインを目的に高配当株に投資することが大切です。
しかし、やみくもに高配当の株式(高配当銘柄)を購入してはなりません。
株式のなかには株価を下げないために、会社の利益を無視して配当を出す会社があります。
また株価が暴落して一時的に配当利率が高く見えてしまうこともあります。
つまり、株価が異常に高い会社の株式には注意して、安定した企業であることを確認してから購入することを強くおすすめします。
安心の高配当株の見つけ方
投資したい高配当株が見つかったら、まずは直近の決算内容を確認します。
もちろんここで重要なのは利益がしっかりと出ているかを確認することです。
しかし、多くの人は決算書(損益計算書、貸借対照表など)を見慣れてなく、見方も分からないかもしれません。
そのような人はYahoo!ファイナンスの「みんかぶ」などを参考に「業績」や「アナリストの評価」、「目標株価」などを参考にしてもいいでしょう。
さらにPERやPBR、ROAなどの指標を参考にするのもいいでしょう。
指標の細かい説明はまた後日ブログで紹介しますね。
FIRE(ファイア)における不労所得は株式のインカムゲインが中心
FIRE(ファイア)を目指す上で不労所得はなくてはならないもの。
そして株式投資におけるインカムゲインは、資産を減らさずに安定的な収入をもたらす収益源です。
株式投資は一定の資金は必要ですが、一度購入すると会社が存続する限り配当はなくなりません。(無配当企業もある)
J塾長も保有する株式の多くが高配当株で、原則としてインカムゲイン狙いの長期保有です。
FIRE(ファイア)を目指すなら株式投資は、長期保有の高配当株を検討してくださいね。
それでは高配当株に対する情報や、株の指標に対する解説も後日掲載しますのでよろしくお願いします。😀