7月19日米国ダウ平均大幅に続落…原因はコロナ変異株か?
アメリカ時間2021年7月19日のニューヨーク株式市場は、先週16日には299ドル程度の下げを見せていたダウ平均株価が、週明けの19日は725ドル安の3,3962ドルと大幅な下げになりました。
合意すると2日間で1,000ドル以上の下げで暴落に近い状況ですね。😎
ニュースにも「ダウ大幅続落、725ドル安=コロナ変異株への警戒感で(19日):時事通信社」と配信されています。
本日はアメリカ時間の7月19日に起きた売国株式市場の大幅な下落について、その理由と状況を確認します。
アメリカ株式市場や米国株については「米国株の投資を始める!アメリカ株式取引市場の種類、取引時間」をご覧ください。
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下落の原因はやはりコロナ変異株か?
19日の大幅な下落を招いた原因は、やはりコロナウイルスです。
アメリカや欧州ではワクチン接種が進んでいますが、なぜかコロナ変異株の感染も増加しており、19日は欧州経済の悪化懸念から株が売られたようです。
順調にワクチン接種が進んできたイメージのあるアメリカやEU諸国でですが、経済活動が解放されたことでコロナ感染者が急激に増加している状態です。
「えーワクチン接種しても感染するの?」😱
「またやり直しかも…」😬
そうですね、とくにEU圏は出入りが比較的自由なので、ワクチンが進んでいる国との差が激しくなっているようですね。
また最近感染が増加しているのはインドで発生した「デルタ株」と呼ばれるコロナウイルスです。😎うーん
イギリスのコロナ感染状況
世界でもワクチン接種がとく進んでいたイギリスでは、数週間前までは「コロナ撲滅だぁ」とパブで酒杯を上げるなどのお祭り騒ぎでした。
しかし、現在は1日の感染者が5万人を超える勢いになり、16日には5,1870人の感染が確認されたのです。
また19日には原則として大部分のコロナ規制が解除される予定で、解除による感染者の増加が懸念されています。
「つまり、マスクの義務がなくなるんだ」😷
「なんか、嫌な予感」😩
そうですね、ロンドン市長などは独自に交通網でのマスク着用や飲食店の制限などの対策を出していますが、国としては解除の方針は変わらないようです。😎
アメリカが英国渡航警戒レベル引き上げ
この状態で19日にアメリカのCDC(アメリカ疾病予防センター)が、英国の渡航警戒レベルをレベル4に引き上げました。
これが株式市場に「欧州経済が予定通りに回復していない」とのメッセージになり、株価に上げる要因になったようです。
レベル4は「渡航中止勧告」であり、「とくに用事がない人は英国には行くな」との内容で、自己責任での渡航に限る内容です。
「感染が拡大しているイギリスは危険だから行くな…と」🤔
「なんとなくヨーロッパ全域もやばそうな感じがする」😱
実際の状況はわかりませんが、ドイツやベルギーの水害とコロナ感染…現在のヨーロッパは大変な問題を抱えているようです。
J塾長としては日本やアメリカも同じ状況ですから、この危機だけが長引くことないと考えています。
それよりもJ塾長が気にしているのは原油先物の行方で、今回の大幅な下げの要因として原油先物価格の下落も関係しています。
原油銘柄の投資をおこなっているJ塾長は、最近の原油の高騰にはホロホロしていましたが、急落していることから気になって仕方がありません。😎わさわさ
次回は原油の状況を探ってみます。