NYダウ好決算により続伸!米国経済復活の3万5千ドルへ
日本がオリンピックの連休に入っている7/23のアメリカ株式市場は、各企業の好決算の影響で終値で初の35,000ドルを達成しました。(引用:「〔米株式〕NYダウ、終値初の3万5千ドル=好決算相次ぎ4日続伸(23日)☆差替:時事通信社)
7/19のアメリカ株式市場は原油価格の下落に嫌気した大幅な下げをもたらし、22日~23日に発表される各企業の決算に注目が集まっていました。
19日に発生した米国株の下落についてのブログは「19日の米国株の下落は原油価格も原因だった!WTI原油先物」をご覧ください。
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ダウ平初めての終値35000ドル台
コロナ禍において株価も激しい動きを繰り返す米国株市場ですが、23日の終値ベースで前日比238.20ドルの35,061.55ドルを記録しました。
ダウ平均が誕生して以来、終値で35,000ドルを超えるは初めてで、初の大台越となりました。
「なんと このコロナ禍で高値記録を更新ですか?」😲
「やっぱりアメリカ経済は堅調なんだね」🤔
そうですね、19日には原油価格の下落が引き金になって大幅な下げになりましたが、22日~23日の各企業の決算発表が予想を上回る好決算であったため改めて買いが入ったようです。
今回の決算発表でS&P500の構成銘柄の120社が発表を済ませましたが、そのなかの88%が予想を上回る好決算だったことも株価上昇要因でした。
「やはりアメリカ経済はコロナ禍でも強いね」🤗
そうですね、コロナの影響で経済が停滞していましたが、経費削減、効率化などの対策により各企業はしっかりと利益を確保していたことがわかります。
原油の上昇も株価に好影響
7/18に開催された産油国の「OPECプラス」で、8月以降の減産幅を削減する合意がなされました。
(詳しくは別ブログ「19日の米国株の下落は原油価格も原因だった!WTI原油先物」を参照ください。
この影響で原油先物価格が大幅な下げとなり、WTI原油先物は1バレル72ドル付近から65ドル付近まで下がりました。
この影響でダウ平均株価も7/19に725ドル安の33,962ドルに下落したのです。
しかし、ここにきてWTI原油価格も上昇に転じ、7/24には1バレル72ドルまで回復しました。
「原油価格は結局戻ったんだね」😌
そうですね、今回のOPECプラスの合意は減産の縮小であって、減産自体は継続されます。
予想を上回る好決算が理由で石油備蓄に不安が出ており、世界的な石油の在庫不足の懸念が再燃し価格が上昇しました。
原油価格が回復したことにより、石油関連企業への悪影響の危機はひとまず去ったと判断されたことも株価上昇の要因だと思います。
米国株投資は不労所得において鍵になるかも
J塾長とイメージとしては「はやり米国株は強い」です。
さまざまな問題を抱えているアメリカ経済ですが、コロナ禍においても各企業はしっかりと利益を作り出しており、決算内容は平常時とさほど変わらない状況です。
そして来週の26日以降はテスラ、アップル、アルファベット、マイクロソフト、アマゾン、フォード、ロッキード、3M、エクソンモービルなど、そうそうたる大企業の決算発表が予定されています。
これらの決算がアナリスト予想を上回ると、さらにもう一段階の上げが期待できますね。😎
FIRE(ファイヤ)の不労所得構築で株式を組み入れるなら、やはり強い経済圏にある企業の株式を保有した方が期待が持てます。
日本株に特化するよりもバランスよく米国株式を組み入れることも検討ください。