タカラレーベン不動産投資法人(3492)を新規購入しました

タカラレーベントップ
(引用:タカラレーベンホームページ)

先日、星野リゾート投資法人(3287)の売却をブログで報告しましたが、新たにJ-リート銘柄の「タカラレーベン不動産投資法人(3492)」を購入しました。

星野リゾート投資法人の売却については「J-REIT 保有銘柄のなかから星野リゾートを売却しました」をご覧ください。

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タカラレーベン不動産投資法人とは?

マンションデベロッパーのタカラレーベンがメインスポンサーのリート銘柄で、事務所や住居、ホテルなど「複合型」の不動産投資をおこなっています。

タカラレーベン不動産投資法人の概要を見てみましょう。

  • 物件数:37物件
  • 取得価格合計:86792百万円
  • 稼働率:97.6%
  • 用途種別:オフィス54%、住宅15%、ホテル11%、商業施設その他20%
  • エリア:東京経済圏46%、大阪経済圏14%、名古屋経済圏10%、福岡経済圏5%、その他25%
  • 分配金:6200円(2021年)

(参考:タカラレーベン不動産投資法人ホームページ)

「保有する不動産はオフィスビルが半分なんだね」🤔

「オフィスのメリットって何かあるの?」😮

そうですね、オフィスの不動産賃貸では、契約期間が長いことが多く、比較的安定した収入が望めます。

その意味では複合型リートであっても、オフィス比率の高いタカラレーベン不動産投資法人(以降タカラレーベン)は、オフィスビルが主体なので安定した運用が期待できる銘柄です。

またタカラレーベンのホームページを見ると、保有するオフィスは駅から徒歩10分圏内にある物件のみなので、この点も大きく評価できますね。

驚異の稼働率が魅力

J塾長がタカラレーベンで感じた大きな魅力は、その稼働率の高さです。

稼働率がなんと97.6%もあり、他のリートと比較して高い稼働率を維持しています。(他は93%~95%程度)

コロナ禍において97.6%もの稼働率があることは、タカラレーベンの優れた特徴で、今回の大きな投資判断の一つになりました。

業績は横ばいも高収益

タカラレーベンの決算を見ると業績は安定しており、年間の営業収益は55億円、純利益は28億円程度です。

また営業収益の約51%が純利益なので、利益率が高いこともわかりますね。

また有利子負債比率は45.98%でこれも妥当な割合だと考えています。

業績は横ばい傾向が高いのですが、コロナ禍において安定した経営をおこなっているとも取れますので、とくに問題視にはしていません。

チャートでは出遅れ感も

タカラレーベンチャート
(引用:Yahoo!ファイナンスチャート)

タカラレーベンのチャートを見ると、株価は2020年春の13万円から、コロナ暴落により一時6万円程度まで下げましたが、現在では暴落前の価格に戻っています。

業績好調にもかかわらず、他の銘柄と比較して戻りが遅く、出遅れ感がある銘柄だと思います。

「業績がよい出遅れ銘柄は買いだね」🤓

そうですね、現在でも他と比べて割安感があり上場トレンドも続いているので、もう一段の上昇を期待したいですね。😎

分配金利回りは4%超え

タカラレーベンの分配金利回りは4.6%程度で、半年で3,100円の分配金(年間6,200円)です。

FIRE(ファイア)目的の不労所得では最低でも3.0%以上の利率がほしいので、4.6%の分配金は申し分ありませんね。

ただし2022年2月期の分配金予想は2,900円に下がる予想なので、分配金の変動には注意が必要かもしれません。

FIRE(ファイア)目的の不労所得では安定した収入が一番なので、タカラレーベンのような複合型のリートは、災害時においても強い印象を受けています。

「たしかにリゾート主体の星野リゾートは先が見えない部分があるね」🤔

そうですね、GoToが再開されればよいのですが、現状では先が見えない状況ですね。😎

近々政府の追加経済対策が実行される予定なので、J-REITも上昇を期待したいところです。

不動産/REIT