むーちゃんの手術の話(FIREにおける臨時費用)

昨年の夏でした、突然むーちゃんから血尿が出てあわてて友人の獣医さんの診察を受けました。

友人の獣医は外科の専門医で、そこそこ有名な方です。

レントゲンなど一通りの検査が終わり、彼から出た言葉は衝撃的であり絶望へと導いたのです。

「膀胱がんの疑いがあるから、腫瘍科のある大きな専門病院を紹介するね」

そこから長い夏が始まったのです。

びびった診察

予約をとってもらい首都圏になる大きな動物病院で診察を受けました。

腫瘍科の専門獣医は持参したレントゲンを見て、「もしかしたら転移があるので11月まで生きられない可能性がある」と話し、私は腰を抜かしたのです。😥

そして精密検査を行うためにむーちゃんを預け、ひたすら検査終了の電話を待つだけです。

そして3時間後、やっと獣医からの着信、妻が出てると笑顔です。

「キターッ😆」

そう悪性腫瘍の恐れは低く、良性のポリープの可能性が強いとの話でした。

診察結果は?

すぐに駐車場から病院に向かい、獣医から詳しい説明を受けることに。

どうもむーちゃんには膀胱結石が多数あり、それが膀胱を傷つけてポリープ化している様子。

またそれによる炎症が血尿の原因でした。

メンタル崩壊後の話だったので、嬉しいよりも力が抜けてしまったのを覚えています。

そして手術を依頼し、予約、しっかりとした治療を受けたのです。

気になる費用は?

ご存じの通りどうぶつ病院では、公的な健康保険がありません。

もちろん民間のペット保険に加入していれば、保険金が受け取れるので負担は少なくすみます。

しかし民間のペット保険は、ペットの年齢が高くなると保険料も上がる仕組みで、我が家は加入していませんでした。

そして大きな動物病院の費用は決して安くありません。

たとえば、精密検査の時点でCT検査を示唆されたのですが、この検査で約8万円が必要です。

またCTを含む検査全体で、約20万円程度必要だと説明を受けました。

今回のむーちゃんの検査では、CTまで進まない状態で、良性判断ができたので検査費用は9万円程度ですみました。

そして手術にかかった費用は6日間の入院込みで約55万円。

合計で64万円、合計4回の通院で交通費を含めると70万円以上の費用です。

FIRE(ファイヤ)生活の臨時費用を思い知る

むーちゃんの治療費として70万円以上の費用がかかりましたが、私には大満足の結果です。

精密検査前には余命3カ月と言われたむーちゃんが、結石&良性腫瘍だったのだから。

しかしFIRE(ファイヤ)生活における臨時費用としては、大きな金額です。

とくに犬や猫と暮らしている人にとって、「自分のペットに医療をどこまで提供するか?」は大きな問題だと思います。

本日アップしたFIRE(ファイヤ)系のブログは、FIRE(ファイヤ)生活の費用について書いていますが、ペットと暮らしている人は、自分たちの生活費だけでなくペット用の臨時費用も別に考えてください。

最近クラウドファンディングでペットの治療費を集める人を見かけますが、FIRE(ファイヤ)生活を目指す人はあらかじめの準備も可能です。

ぜひ頭の片隅にいれてくださいね。

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