【連続増配株ランキング】増配を連続しているトップ7は?

トップセブン

FIRE(ファイア)における不労所得では安定した収入が大切なことから、株式投資では配当利回りだけでなく「配当実績」も重要です。

 

そうだね、配当利回りに釣られて投資したら翌年には減配された…なんて話は一杯あるね。

そうなんだよ。
FIREの生活費は不労所得で賄うので、利回りと同じくらい配当の安定性が必要なんだ。

 

昨日は連続配当株の優位性について紹介しましたが、本日は連続増配を続けているTOP7企業を紹介しぃます。

 

連続増配株については「【連続増配株とFIRE】長期の株式投資は増配銘柄がおすすめ」をご覧ください。

 

連続増配銘柄を紹介ランキング1位~3位

それではさっそく連続増配を長期間実施している企業を1位~3位まで紹介します。

※このブログのランキングは2021年8月のデータにより作成しています。

 

1位 : 花王(4452)

    31年連続 株価:6765円 配当利回り:2.13%

2位 : SPK(7466)

    23年連続 株価:1337円 配当利回り:2.99%

3位 : 三菱HCキャピタル(8593)

     22年連続 株価:614円 配当利回り:4.23%

連続配当の1位はお馴染みの花王だね。
石鹸や洗剤、入浴剤でもお世話になっている大企業だよね。

そうだね、コロナ禍においては除菌製品にも注目が集まっているよ。
連続増配株で花王は絶対王者であり、多くの投資家の支持を集めています。

株価は2013年から2倍以上に上昇しており、それでも2%以上の配当が出せるのは連続増配のおかげです。

現状、配当利回りが低いと感じますが、将来の増配効果を期待して投資するのもアリですね。

 

SPKと三菱HCキャピタル は配当利回りも高いね。

自動車部品などを扱うSPKは100年以上の歴史がある企業です。
23年連続で増配していましたが、コロナ禍の業績悪化のため残念ながら今期は減配予定です。

三菱UFJリースと日立キャピタルが合併した三菱HCキャピタルは、ファイナンス、リース、不動産業などを展開しています。

22年の連続配当で4%以上の配当利回りが魅力ですね。

業績がコロナの影響で悪化していますが、2022年3月期(通期)には前期比で400億円の増益を予想しています。

J塾長の保有銘柄です。

 

連続増配銘柄を紹介ランキング4位~7位

連続増配を長期間実施している企業4位~6位です。

4位 : 小林製薬(4967)

    21年連続 株価:8590円 配当利回り:0.94%

5位 : ユー・エス・エス(4732)

    21年連続 株価:1885円 配当利回り:3.10%

6位 : リコーリース(8566)

     21年連続 株価:3535円 配当利回り:3.25%

7位 : トランコム(9058)

    20年連続 株価:8430円 配当利回り:1.47%

小林製薬もテレビCMでよく見かけるね。
家庭用医薬品で有名な会社だね。

小林製薬は家庭用医薬品のほか、消臭剤や洗浄剤など多くの商品を扱っています。
ここしばらく業績は横ばいで株価は13,000円をピークに下落しています。

 

ユー・エス・エスとリコーリースは配当利回りが3%を超えているね。
これはFIRE銘柄で使えるかも?

ユー・エス・エス は業者向けの自動車オークション会場を運営する企業です。
また中古車買い取りのラビットなども運営しています。
コロナ禍による影響で中古車市場も停滞していましたが、22年第一四半期には50%以上の増益を達成しています。

事務機器で有名なリコー系のファイナンス会社であるリコーリースは、集金代行や各種ローン事業をおこなっています。
業績は大幅に改善しており、株価も上昇しています。

この2社は業績もよく配当利回りも3%を超えているので、FIRE銘柄として注目できる銘柄ですね。

トランコムは物流センターの運営やマッチング業務をおこなう企業です。
2022年第一四半期の売上高は過去最高を記録しており、コロナ禍にあっても業績は拡大しています。
しかし、配当利回りが1.47%と低いのが残念な銘柄ですね。

注目のFIRE(ファイア)銘柄はどれ?

 

連続増配を実施している銘柄を7社紹介しました。

今回紹介した連続増配株のなかにも配当利回りが3.0%を超える銘柄が3社ありました。

 

とくに三菱HCキャピタルは4%を超える配当をおこなっており、また業績の回復傾向にあり、企業規模を考えてもFIRE銘柄として注目できる企業です。

 

またユー・エス・エスやリコーリースもFIRE銘柄として検討してもよいでしょう。

 

このように連続増配をおこなっている企業を調べることで、FIRE(ファイア)銘柄をピックアップできます。

 

ただし毎年数円程度の増配をおこなうことで、みせかけの連続増配実現してる企業もありので、しっかりと調査をおこなってから投資判断をしてください。

 

FIRE(ファイア)の不労所得で使える銘柄はありましたか?

それでは明日は連続配当株の探し方について考えてみます。

 

※このブログはあくまでJ塾長の感想であり株式銘柄の評価ではありません。投資は各自責任をもって自己判断でおこなってください。

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