【認知症のポメラニアン】べっちゃん看病で元気になる!

べっちゃん

8月29日のブログで高齢のポメラニアンべっちゃんが倒れたことを書きましたが、その後、24時間体制の看護の結果、今回は危機を脱出しそれなりに元気になりました。

 

ぼくも心配でご飯も食べられなかったよ。

 

べっちゃんは8月下旬ごろから元気がなく、食欲も少なくなったように感じていましたが、突然体に力が入らなくなり倒れて動かくなくなってしまいました。

 

脱水症状も見られたので友人の獣医さんと電話で話をして、栄養ドリンクを中心にシリンジで飲ませることにしたのです。

 

少しでも栄養を取らせるために3時間ごとに栄養ドリンクをのませることにしました。

 

べっちゃんが倒れた経緯については「【認知症のポメラニアン】17歳のべっちゃん倒れる(悲)」のブログに記載しています。

 

 

3日間は大きな変化なし

24時間看護をはじめて3日間は大きな変化はありませんでしたが、4日後に少し表情が出てきたように見えます。

J塾長の子どもたち(人間ですよ)も心配して駆けつけており、お兄ちゃんとお姉ちゃんに会ったのも刺激になったようです。

 

5日目にもなると目を開けるようになり、シリンジで飲ませる栄養ドリンクもしっかりと飲んでくれます。

 

この5日目あたりから「絶対に元気がでる」と自信が湧いてきました。

 

そして1週間後自分から起き上がるように

24時間看護をはじめて1週間、やっと待ちに待った時が訪れました。

べっちゃんが自分で起き上がったのです。

 

とは言っても立ち上がったのではなく、体を起こしただけですが…

 

べっちゃん2

 

ここまでくれば最初の難関はクリアです。

あとはこのまま調子を崩さないように、栄養を与えることが大切です。

 

介護食

 

J塾長の特性栄養ドリンクはエネルギーちゅーる、わんカロリーGOLD、エナジーゼリーを混ぜたものです。

 

とくに「いなば食品」のエナジーちゅーるは、1本で通常のちゅーるの2倍のカロリーがとれて助かります。

 

これらを混ぜ合わせて必要なカロリーを計算し、一度ではなく1日がかりで少しづつ飲ませるようにしました。

 

べっちゃん立ち上がる

10日をすぎるころ「フンフンフンフン」言っているべっちゃんが、突然立ちあがったのです。

ほんの数秒ですが立ち上がって数歩歩いたところで倒れてしまいました。

 

やった~
べっちゃん立ち上がったぁ

やっと自力で立ち上がりましたが、体力がないのでフラフラしてすぐに倒れてしまいます。
ゆっくりリハビリをさせたいと思っています。

 

現在の様子

現実的には8月中旬以前の状態には戻れていませんが、17歳と高齢犬なのでこれはあきらめています。

しかし、食欲も少しづつ回復しており、元気が出てきました。

 

最近ではペットカートで散歩にも連れて行けるようになり、300mほどですが駐車場でウォーキングさせています。

 

食事は自分では口をうまく開けられないらしく、流動食を作ってスプーンでたべさせています。

 

食事風景

 

自分では食べられないので、ドッグフードを柔らかくしてミキサーにかけ、スプーンで食べさせています。
妻の手作り「エプロン」がないと、もうドロドロです。
 
しっかり介護され犬になってしまいましたね。

 

高齢犬は難しい

実は今回、べっちゃんを病院に連れて行っていません。

 

電話で獣医さんと話したところ、高齢犬なので水分をあたえる点滴程度しか処置ができないらしく、また気温が高い季節なので自宅から連れ出して病院に行くもの高リスクだと。
 
そこで水分をシリンジで取らせることと、栄養を入れることに注力することにしました。

 

ポメラニアンの17歳(17歳7か月)は本当に珍しく、人間では88歳~90歳程度と言われています。

無理をして暑いなか、病院へむかわずに水分を取らせて、休ませたことがよかったみたいです。

 

べっちゃんも病院嫌いなので、無理に病院に行っていたら、大事になっていたかもしれません。

 

あとどのくらい一緒にいられるかはわかりませんが、なんとか最後まで楽しく暮らせるようにしたいですね。

ポメラニアン