【緊急宣言解除】アフターコロナ狙い目はANA、JAL

緊急事態宣言がやっと解除され、日本経済の本格的な回復が期待されています。
日本のコロナワクチン接種率は全国民の60%近くで、なかでも65歳以上の高齢者の接種率は90%程度と報道されています。
(参考:首相官邸「新型コロナワクチンについて」)
もうそんなにワクチン接種が進んでいるんだ。
国民全体でワクチン接種1回以上が70.4%、2回接種が59.8%です。
また65歳以上の高齢者については89.3%が2回の接種を完了しています。
この状況下で緊急事態宣言が解除されたことで、経済活動もやっと本格的に再開できるでしょう。
またGOTOの再開を期待する人も多く、とくにトラベルについては需要が多いようです。
本日のブログは緊急事態宣言が解除されたことで期待できる航空株について考えてみます。
高配当株については「【FIREにピッタリ】年に4回の配当が貰える日本株はこれ」などもご覧ください。
緊急事態宣言の解除で旅行が活況に
緊急事態宣言が9月末で解除されたことで、日本各地の観光地は多くの人でにぎわったとの報道を目にしました。
長期にわたる宣言下でストレスがたまった人も多かったと思いますが、予想以上に進んだワクチン接種のおかげで気兼ねなく自由に外出できる日も近いと思います。
J塾長が住むエリアも北関東の観光地で、土曜、日曜は多くの人が訪れたようです。
緊急事態宣言で旅行もできるようになるね。
そうですね。
日帰り観光はまだしも宿泊を絡めた旅行はし辛かったから、旅行する人も増えるのではないでしょうか?
そうなると今まで大変だったホテル、旅館はもとより、交通機関である航空会社やJR各社も売り上げが増加するでしょう。
航空会社系の株式に注目
旅行が回復するとまず考えるのはHISなどの旅行会社ですが、旅行会社が業績を回復させるのはまだ先のような感じがします。
まずは交通機関…とくに航空会社に注目が集まると思います。
そこでJ塾長はANA(9202)とJAL(9201)に注目しています。
宣言解除で年初来高値を更新

緊急事態宣言の解除を受けてANA、JALともに値を上げており、ANAは10月4日に年初来高値を更新しています。
またJALも年初来高値には届きませんが、同じ水準まで一段高で上昇しています。
チャートをみる限りANAはコロナ前の水準である3,600円を目指すと思います。
これは他の企業も同様ですが、まず目指すのはコロナ前の水準ではないでしょうか?
JALは国際便の状況次第ですが、ワクチンパスポートによる海外渡航が進むことで、3,300円水準を目指すと思います。
JALの国際便は7割以上が減便になっていますが、一部路線では増便も出始めたようなので期待したいですね。
年末の予約状況が鍵
年末を控えて宣言解除になったことは航空会社にとっても追い風で、予約も好調とのニュースが流れてきました。
昨年末は帰省や旅行を諦めた人も、今年の年末はさまざまな予定を立てているかもしれません。
株の価格は実際の予約数よりも、「予約が好調らしい」との噂で上昇します。
現実よりも噂で株価は上がるからね。
その意味ではANAやJALの予約状況の報道が流れることで株価も上がります。
株ってそんなものですよ。
現状コロナの影響で無配の航空会社ですが、人気の優待は継続されており、売却することでFIRE費用としても活用できます。
年末を控えてANAとJALに注目したいと思います。
※このブログはあくまでJ塾長の個人的な感想で、投資をすすめるものではありません。株式投資は本人の意思、自己責任でおこなってください。