【11月のIPO投資】マザーズ上場のGRCSに注目だぁ
今年は比較的IPOの多い年で、11月~12月にかけてもさまざまなIPOが予定されています。
IPOって新規上場だよね。
先日住信SBIネット銀行もIPOの手続きを終了したって報道があったよ。
IPOは公募価格よりも初値が高騰する確率が高いことから、毎回人気でなかなか抽選に当たらないことが問題です。
しかし良い銘柄に当たるとそこそこの利益になるので、J塾長もあきらめずに抽選を繰り返しています。
そして11月のIPO注目銘柄として考えているのが本日紹介する「GRCS(9250)」。
本日のブログは11月上場予定の「株式会社GRCS」を紹介します。
IPOについては「株式投資⑭IPO株が当たらない!抽選確率を上げる方法」もご覧ください。
GRCSの上場情報
- 株式会社GRS
- コード:9250
- 公募株数:150,000株
- 売り出し株数:176,000株
- オーバーアロットメント:48,900株(野村証券)
- 上場日:11月18日
- 仮条件決定:10月28日
- ブックビルディング:11月1日~11月8日
- 公募価格決定:11月9日
- 購入申し込み期間:11月10日~11月15日
- 申込単位:100株
- 想定発行価格:3,270円
- 主幹事:野村証券
- 引き受け幹事:みずほ証券、SBI証券、あかつき証券、岩井コスモ証券、楽天証券
(参考:株式会社GRS目論見書)
GRSの事業内容
GRSって何をやっている会社なの?
GRSはさまざまなツールを使って、企業のリスクマネジメントをおこなう企業です。
たとえばハッキングによる被害を抑えるためのエンジニアの派遣や、企業ガバナンスを強化すするためのコンサル業務などですね。
GRSの事業ではソリューション部門、プロダクト部門に分けて、専門人材による支援やツールの開発を行います。
また蓄積されたノウハウを他社へ提供することで、新しいビジネスにつなげるモデルと言えます。
日本は欧米と比較して企業のセキュリティが弱く、まだまだ十分な対策ができていない状況です。
その意味からもGRSのようなリスク対策に特化した企業は注目されています。
GRSの初値予想
GRSの目論見書では想定発行価格が3,270円です。
公募価格はいくらかな?
きっと公募価格は3,200円付近だとおもいますね。
そして気になる初値ですが…わかりません。
GRSの目論見書では現状の株式発行枚数は1,159,000株です。
目論見書に記載の最新の業績予想では1株当たりの利益が87.86円で、純利益は1億170万円です。
今回のIPOで新規株式が15万枚発行されることから株式発行枚数は1,309,000株に増え、1株当たりの利益は77.69円となります。
公募価格を3,270円と仮定するとPERは42.09倍ですね。
そこそこ高いことから初値は高くても30%アップ程度(PER55倍~60倍程度)だと思います。(感です)
また新規発行以外の売り出し勢にはロックアップがかかっており、株価が1.5倍にならないと一定期間の売却ができないことからも安心感はあります。
金額にすると4,200円~5,000円程度ではないでしょうか?
どこに申込むのかが問題だぁ
今回のIPOは野村證券が主幹事ですが、新規発行枚数が少ないことから野村で入手するのは難しいでしょう。
どこに申しむの?
野村の口座をもっているけど、電話すると別の営業と抱き合わせになるので使いません。
まぁ一見客は相手にしてもらえないとおもうけど…
やはりSBI証券のIPOポイント作戦と楽天証券で地道に申込みをかけます。
100株で投資金額が30万円台と安価なことから、大勢の申込みが見込まれるので。たまには当選してみたいと考えています。
※このブログはあくまでJ塾長の感想であり、投資を勧めるものではありません。投資は自己判断と責任でおこなってください。