【11月権利確定】株主優待株はタマホームに注目だっ!

タマホーム

11月に権利確定する株主優待株は少ないのが特徴ですが、なかには注目したい優良銘柄が含まれています。

本日のブログでは以前のブログでも取り上げた「タマホーム(1419)」を紹介します。

えっタマホームってコロナワクチン打ったら出社停止のアレですよね?

報道では5Gがコロナウイルスを引き寄せるなどの発言で社長が注目されていますが、タマホーム自体の業績は悪くなく、イメージによる株価下落で配当利回りも上昇しています。

これはFIRE(ファイア)銘柄として放置できないですよね。

タマホームについてのブログは「高配当株の株価暴落!タマホームのコロナワクチン制限が原因」を見て下さい。

 

あの騒動から株価が下落基調に

最近のタマホームのイメージと言えば「社長が変じゃね?」につきますが、コロナワクチンへの言及以外にも最近では「風俗店の推奨」など上場企業とは思えない話題が報道されています。

なんか話題がぶっ飛んでる感じがするよ。

自己啓発セミナーの推奨などの報道も見ましたが、どれも個人的な話題ばかりで企業としてのタマホームを評価したものは少なかった印象ですね。
しかしタマホームの株価はその影響もあって下落トレンドから抜け出せないようです。

 

配当利回りが4.6%に

タマホームの指標を見てみましょう。

 

  • PER:9.46倍
  • PBR:2.76倍
  • ミックス係数:26.10倍
  • ROE:30.30%
  • ROA:7.15%
  • 配当利回り:4.69%
  • 株主優待:年2回実施

PBRが高く割高感がありますが、住宅メーカーなのでこれは仕方がないところですね。
ROE、ROAも高く収益性はありますが、借入れが多いイメージを受けます。

直近の決算(10月12日)では2022年5月期第一四半期の連結経常利益が27.97億円、前年同期比で115.4%増と急増しており、業績面での不安は感じられません。

株価が下落したことから配当利回りが4.69%もあることから、社長の発言に耐えられる人はFIRE銘柄として検討すべき銘柄だと思います。

 (タマホーム株式会社:2022年度第一四半期決算短信)

タマホームの株主優待と利回り

タマホームの株主優待は年2回実施されます。

  • 権利確定月:5月末、11月末
  • 100株以上(保有3年未満):プリペイドカード500円分
  • 100株以上(保有3年以上):プリペイドカード1,000円分

みんな大好きプリペイドカードだよ。
3年以上の株主には2倍になるんだね。

ネットを見るとQOUカードみたいですね。
オリジナルデザインで人気アイドルが起用されているのでマニアの人気が高い…と聞いています。(笑)

タマホームの株価は10月29日時点で2,345なので、優待利回りは以下のになります。

  • 保有3年未満(年間1,000円):0.42%
  • 保有3年以上(年間2,000円):0.85%

次に配当利回りと合計した合計利回りを見てみましょう。

  • 保有3年未満(年間1,000円):5.11%
  • 保有3年以上(年間2,000円):5.54%

合計利回りで5%超えはなかなか魅力的な数字だね。
QUOカードなら現金と同じなので、単純に配当が増えたと考えられるし。

チャートを見るとタマホームのサポートラインは2,200円~2,300円程度なので、そこを抜けると下落が止まらない感じがします。

しかし現状では踏みとどまっている状況ですね。
J塾長は優待銘柄でもあることから、これ以上の下落は考えにくいと判断しています。

 

これからの作戦

タマホームチャート

タマホームは現状で購入しても大きな損失は出ないと思いますが、まずは2,500円を突破するかに注目したいと思います。

2,500円を超えるようなら投資を検討したいと思います。
場合によっては2,000円ラインまでの下落も考えられるので注意してください。

ただしFIRE目的の長期投資であれば、購入のタイミングは気にしなくてもよい銘柄なので各自の判断で投資を検討して下さいね。

もしかしたらこれからも社長の変な発言で注目される可能性が高く、株価にも影響がでる局面のあるかもしれません。
社長にたいして免疫がある人におすすめできるタマホームでした。

※このブログはあくまでJ塾長の感想であり、投資を勧めるものではありません。投資は自己判断と責任でおこなってください。

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