【2021年10月株主優待 前半】新設&拡充銘柄を紹介

優待10月

期末の決算も近づいてきた10月でしたが、株主優待を新設もしくは拡充した銘柄を紹介します。

あらたにFFIRE(ファイア)銘柄として注目するべき企業はあらわれるのでしょうか?

 

2021年9月に株主優待を新設した銘柄は「【2021年9月株主優待】新設&拡充銘柄を紹介」のブログでご覧ください。

 

 

十六フィナンシャルグループ(7380)

十六銀行

発表日2021年10月1日 年2回(9月30日、3月31日名簿記載)

  • 3月31日基準日 100株以上保有 : ナチュラルミネラルウォーター500ml 24本
  • 9月31日基準日 500株以上保有 : 地元名産カタログギフト 3,000円相当

 

十六フィナンシャルグループは岐阜県の十六銀行の親会社(持ち株会社)だよね。

十六フィナンシャルグループは十六銀行を主体とした持ち株会社で、今年持ち株会社体制へ移行したばかりの会社です。

十六銀行以外にも十六TT証券、十六カード、十六リースなどの子会社でグループを形成していますね。

十六銀行が新設した株主優待は100株以上ですが、100株~499株では年に1回のミネラルウォーターしかもらえません。
500株以上のホルダーになると、3月基準のミネラルウォーターと、9月基準のカタログギフトの2点が貰えます。

持ち株会社に移行する前の株価は2,200円水準で、現状の2,000円水準より約10%下落したことが分かります。

また配当利回りは4.03%、PER:5.38、PBR:0.21と割安感は半端ない感じです。

ミックス係数は1.13倍ですよ。

十六フィナンシャルグループのIR資料を読むと、配当性向は25%以上と高くはないようですが、4%以上の配当はこれからも期待できると考えます。

株主優待は水とカタログギフトですが、500株以上保有しないと水しかもらえないのが残念ですね。
配当利回りは500株保有で0.3%なので、合計利回りは4.33%水準を予想します。

それでも地銀は割安感があるのでFIRE銘柄としては注目できる銘柄です。

500株を投資するのに100万円かぁ
考えちゃう水準だね。

優待は水だけと割り切って投資するのも良いでしょう。
ミックス係数から考えても魅力的な投資先だと思います。

 

一家ホールディングス(7127)

発表日2021年10月1日 年2回(3月31日、9月30日名簿記載)

  • 100株~199株 : 2,500円相当の食事優待券
  • 200株~399株 : 5,000円相当の食事優待券
  • 400株~    : 10,000円相当の食事優待券

 

でたぁ 僕も大好き食事券だ

実はここも一家ダイニングプロジェクト(9266)が、持ち株会社を設立して今年できた会社です。
一家プロジェクトは居酒屋などの飲食業がメインで、コロナ禍における状況で大きく苦戦しています。
この時期に持ち株会社を設立した理由がよく理解できませんが、しばらくは経常利益で赤字が続く予想です。

むーちゃんも大好きな食事券ですが、投資は控えたいと思います。

 

おきなわフィナンシャルグループ(7350)

発表日2021年10月1日 年1回(3月31日名簿記載)

  • 3月31日基準日 100株以上保有 : 定期預金、投資信託等の優遇

 

おきなわフィナンシャルグループもおきなわ銀行の持ち株会社として10月に設立された新しい会社です。
優待は定期預金や投資信託等の優遇なのでFIRE(ファイア)的にはパスかな?

 

J塾長の感想

10月は新たに設立された会社の優待発表が多くなりますが、地銀の十六銀行の持ち株会社である十六フィナンシャルグループは注目したい銘柄です。

十六銀行の時代の配当利回りが4%台と高く、さらにミックス係数も1.13倍と驚愕の割安感が出ています。

優待なんてどうでもいいから、FIRE(ファイア)銘柄として注目したいと思います。
タイミングを考えてぜひ購入したいですね。

続きは明日のブログへ続きます。

 

※このブログはあくまでJ塾長の感想であり、投資を勧めるものではありません。投資は自己判断と責任でおこなってください。

優待株