【2021年10月株主優待 後半】新設＆拡充銘柄を紹介

エルテスはデジタルリスクに対する危機管理支援をおこなう会社です。
SNSの炎上対策や社内での漏洩問題などに対しての危機管理対策を実施し、さらに顔認識ソフトを利用した警備サービスも提供しています。

株価は2016年に上場して以来、ぱっとしておらず上昇のきっかけが掴めない様子ですね。
ただし2022年2月期決算の第2四半期累計では赤字幅がグッと縮小しており、下期(9月～2月)は黒字化する予想もあります。
業績は回復傾向ですが、しばらくは厳しい状況でしょう。

優待利回りは500株で0.5％、配当は無配です。
FIRE(ファイア)銘柄としては難しいと思います。

拡充なのかは微妙ですが、今まで100株で機能性食品のカイテキオリゴを1個もらえたのですが、これからはまぶた特化美容ジェルのリッドキララが1個もらえます。
値段で見ると定価で3,065円が4,864円になるのだから拡充だと言う訳ですね。

個々の配当利回りは0.64％、PER46.81倍、PBR10.43倍と割高水準です。

最近では福祉サービス事業もおこなっています。
もともとは年1回、500株以上の株主にたいして1万円分の受講優待券を提供していましたが、300株以上から細かく優待制度を見直したようです。

また1,000株以上、1年以上保有している株主には、3,000円相当のカタログギフトも提供します。

市進ホールディングスの株価は416円程度、PER19.77倍、PBR2.29倍、ミックス係数は45.27倍と高めですね。
配当利回りは2.4％と微妙な水準です。
実質、塾の受講優待券を使用する人は限られているので、3,000円で優待利回りを見ると500株(約21万円)で1.44％です。
合計利回りは3.84％ですから、FIRE(ファイア)銘柄としてはぎりぎり合格ですね。

ただしギフトカタログは1年以上の保有が条件なので、初年はもらえないことを忘れないでください。
また株式の購入タイミングによっては2年近く貰えないこともあります。

コーユーレンティアは建設現場設備のレンタルやイベント会場備品のレンタルなどを手掛ける会社です。
コロナの影響で大規模イベントが中止され、業績は圧迫されていましたが、2021年12月期第2四半期累計では前期比41％増と急回復しています。

優待が発表されて株価も一段高となっており、現在は1,870円水準です。
優待は300株からなので最低取得額が56万円程度で、優待利回りは0.5％です。

しかし700株のホルダーは2.2％と優待利回りが大幅に上昇します。

コーユーレンティアの優待は保有株数が増えると優待利回りが増えるので、投資するならよく計算することが大切です。
また1年以上保有すると10％アップするのも魅力ですね。

PER8.61、PBR1.58、ミックス係数13.60倍なので割高ではありません。
また配当利回りも1.86％あるので、700株ホルダーなら合計利回りは4.06％まで上昇します。
(300株なら2.36％）

レンタル会社はコロナ明けの注目業界なので、期待できる銘柄です。

ドラフトは建築デザイナーの山下泰樹が設立した設計デザイン会社です。
2021年12月期第2四半期の累計では、前期で年間計画の67％を達成するなど好調が伺えます。
また年間配当を4円から4.5円に増額修正しています。

現在の株価は935円水準なので、100株投資で93,500円、優待利回りは1.06％です。
PER19.66、PBR3.94、ミックス係数77.46倍と割安感はありません。

配当利回りは0.48％なので合計利回りは1.54％程度ですね。

業績が急回復しており期待できる銘柄ですが、2020年に上場した若い会社なのでFIRE(ファイア)銘柄としては様子を見たいと思います。

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評価できませんよね？

そのなかでコーユーレンティアは保有株数を増やすことで優待利回りがアップするので、700株ホルダーなら2.2％の優待利回りで、配当を加えると4％を超える利回りが達成されます。
ただし700株を購入するには130万円程度の資金が必要なので、よく考えた方がよいかもしれません。