【NISAロールオーバー】楽天証券の手続きをやってみた
11月19日のブログでNISA制度のロールオーバーについて紹介しましたが、本日は実際の手続きについてJ塾長がNISA口座を保有する楽天証券を例に説明します。
ロールオーバーってNISAの期限である5年が過ぎた銘柄を、来年分のNISA口座に移管して期間をさらに5年延長することだよね。
さすがべっちゃん。
そのとおりです。
ロールオーバーの手続きは証券会社により違いがありますが、ネット証券の多くではオンラインで手続きが完了します。
本日はJ塾長がNISA口座を持っている楽天証券の方法を紹介するよ。
NISA制度のロールオーバーについては過去ブログ「【忘れてない?】NISAでロールオーバーを使うコツを紹介」を見て下さい。
楽天証券のロールオーバーはとっても簡単
楽天証券のロールオーバー手続きはとても簡単です。
ロールオーバーの時期が来るとメッセージなどで知らせてくれる他、トップ画面にある「NISA/つみたてNISA」タグからも手続きができます。
まずは 「NISA/つみたてNISA」 タグをクリックしてNISA画面に移行します。
NISA画面に入ると、すぐ下の帯部分に「ロールオーバー(非課税期間延長)」の文字がでるので、そのタグをさらにクリックしてください。
ここをクリックすることでロールオーバー(非課税期間延長)画面に移行します。
ロールオーバーの選択はチェックするだけで簡単
ロールオーバーの画面に移行すると、今年末でNISA期間が満了する保有銘柄が一覧で表示されます。
「ロールオーバー」と「種別」、「銘柄名」、「保有数量」そして「時価評価額」が一覧で表示されます。
各銘柄ごとにロールオーバーの「する」、「しない」が選択できるので、ロールオーバーする場合は「する」、しないときは「しない」をチェックしてください。
時価評価額はロールオーバーする株式の時価評価額なので、合計であるロールオーバー予定額が、来年の新しいNISA枠から差し引かれます。
ただし評価額が決定するのは年末なので、あくまで予定額だと思ってくださいね。
ロールオーバー予定額は来年のNISA枠である120万円から引かれるので、「【120万円】- 【ロールオーバー額】」が来年のNISA枠です。
ここをしっかりと理解してください。
ロールオーバーする銘柄が決まったら申込みへ
ロールオーバーする銘柄が決まったら注意事項を確認してチェックボックスにチェックします。
さらに楽天証券の暗証番号を入力し、申し込みボタンをクリックします。
ロールオーバーの手続きはこれで終了です。
最後に申込み状況を再確認
申し込みが終わると確認画面がでるので、手続きに間違いがないかを再確認します。
ロールオーバーする銘柄と現時点の評価額、そして合計額を確認してください。
楽天証券ではロールオーバー期間であれば修正、変更が可能なので、間違いがあった場合は、速やかに手続きを修正することができます。
書類の送付では間違いがあった場合、修正するのも大変な時間と労力がかかります。
ネット証券なら簡単に修正できるので便利です。
ロールオーバー手続きをしなかった場合は?
ロールオーバーの手続きをおこなわなかった場合は、ロールオーバー対象銘柄のすべてが、「ロールオーバーしない」とされ、課税口座に移管されます。
特定口座を保有している日は特定口座への移管となり、それ以降は20.135%が課税されます。
また株式お評価額はロールオーバー時の評価額と同じく、年末の評価額になるのでここも覚えておきましょう。
ロールオーバーは簡単だから手続きは忘れずに
本日紹介したようにロールオーバーの手続きは本当に簡単なので、忘れないように実施してください。
また間違いがあった場合も、ロールオーバー期間中であれば修正も可能なので、面倒がらずに修正することも大切です。
J塾長の知人のなかにも「ロールオーバーは手続きが面倒だからやらない」とか「新しいNISA枠を利用したいかたやらない」などの考えをもった人が多くいますが、ロールオーバー手続きをきっかけに保有銘柄をチェックしたり、来年の投資計画をたてたりすることは有意義です。
本日紹介したとおり、手続きは超簡単なので、忘れずにおこなって下さい。
※このブログはあくまでJ塾長の感想であり、投資を勧めるものではありません。投資は自己判断と責任でおこなってください。