【株価下落は投資のチャンス?】この局面で考えたいこと

チャンス

新型コロナ(オミクロン株)の流行拡大により、世界中で株価の下落を招いています。

突然現れてすぐに株価が下がった印象だよ。

今回の特徴は、日本ではまだ流行していないにも関わらず、株価には大きな影響を与えていることです。

日本では発症者がごくわずかですが、「大変だぁ」ってマスコミが煽っている感じですね。
政府も対応をしているので、我々は安心していますが…

本日のブログではこの局面でどのような投資を考えればいいのかを考えてみます。

 

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株価下落は投資のチャンスだけど…慎重に

「株は安い時に買って高く売る」

これは投資を行っている人のなかでは、当たり前の話ですが、FIRE(ファイア)目的である我々には当てはまらない部分があります。

たとえば、購入した株が2倍になっても、増配により配当利回りが変わらなければ売却はしません。

これはJ塾長の保有する伊藤忠商事のケースですが、伊藤忠商事は購入してから株価が3倍以上になりましたが、配当利回りは安定しています。
つまり配当性向が決められていることから、株価が上がっても増配により配当利回りが下がらないのです。

つまり一般的なキャピタル狙いの投資であれば売却する案件でも、FIRE(ファイア)目的であればホールドも選択肢の一つです。

値下がりのケースはどうなの?

株価が値下がりした場合は、もちろん損切を検討しますが、まずは状況を確認することが先決ですね。

直近の決算を見て業績に問題がなく、配当も安定して支払われる状態であれば基本ホールドです。

FIRE(ファイア)投資は長期投資なので、今回のような外的要因による下落では個別の売りは原則おこないません。

株は安い時に買って高く売る…これは当たり前の話ですが、配当目的のFIREでは考え方に違いが出るのではないでしょうか?

しかし、それは「売る」基準の話であって、「買う」は株価が下落した状態がベストです。

ただし慎重に銘柄を選ぶことが大切ですね。

 

FIREでは長期保有できる銘柄を探す

今回のオミクロン株は日本では拡大しておらず、国内では大きな問題になっていません。

また政府が外国人の入国を一時停止にしたことで、流行が拡大する可能性は低いと考えます。

それでも日本の株価が下がっているのはアフリカ、欧州で流行が拡大しているからで、このままアメリカにまで飛び火するとまた世界中でパンデミックが起こるかもしれません。

 

この状況でどのような株を買えばいいの?

まずは業績をしっかりと確認することが大切です。
多くの企業で10月~11月にかけて決算を発表しているので、業績をしっかりと確認します。
とくに利益の上方修正をおこなっている企業などが注目です。

このような銘柄がオミクロンが理由で売られすぎていれば、投資対象としてリストアップします。
また過去のコロナの流行時のチャート見て、どの程度の影響が出る企業かを判断するのも大切です。

たとえば自動車産業であればトヨタグループの「アイシン(7259)」は、株価が4,575円(11/19)から4,135円(12/2)まで急落しています。

オミクロン株の流行で自動車生産の悪影響が続く可能性が嫌気されてのですが、業績は好調で2022年3月期第2四半期累計では2期ぶりの黒字転換を果たしています。

 

  • アイシン
  • 株価:4135円
  • PER:7.44倍
  • PBR:0.69倍
  • ミックス係数:5.13倍
  • 配当利回り:4.11%

アイシンは自動車産業の苦戦により業績が悪化していましたが、今年は大きな回復を見せていました。

オミクロン株で一時的に業績が停滞しても、流行が過ぎればさらに上昇を始めると思います。

さらにミックス係数は5倍、配当利回りも高く、FIRE(ファイア)銘柄として注目できる銘柄です。

オミクロン株の流行で半導体製造に問題がでる可能性はありますが、長期投資においては株価の回復力の有無が大切です。
アイシンは長期保有に適した銘柄の一つだと思います。

FIRE(ファイア)投資はあくまで長期的な視点で考えなくてはならず、短期的な暴落で銘柄を選ぶと損失を出す可能性があります。

これは売却でも同じで、全体的に暴落している局面では、おちついて判断することが大切です。

コロナの流行は金融危機とは違い、流行が終われば経済は活性化することがわかっています。

その意味ではチャンスと思ってFIRE銘柄を探すもの良いですね。

 

※このブログはあくまでJ塾長の感想であり、投資を勧めるものではありません。投資は自己判断と責任でおこなってください。

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