新車の納期遅れで中古車が人気…そこから連想する銘柄は?

ソフト99

実はJ塾長はキャンピングカーを購入したことで、いままで乗っていたハイエース200系を売却しました。

詳しくは過去ブログ「【中古車業界】株価右肩上がりのネクステージに車を売却」を見て下さい。

ネクステージ(3186)に売却したのですが、現在は新車の納期が遅れていることから、人気車種は玉切れ状態で少しでも早く欲しいらしく、営業車をおいて契約した直後に持って行かれました。

まぁ、高く売る条件として認めたのはJ塾長でしたが、朝まで売るか決めてなかった車が昼すぎには無くなっているのですから、出かけていた妻は焦っていましたよ。

それから車はキャンピングカーしかないけど、それでも大丈夫なの?

実はハイエースを持って行かれた日の夕方、妻が帰ってきてから、人生で初めてのマツダディーラーに出かけてそのまま新車を購入しましたよ。

えっ買ったの?

そう、ハイエースの売却価格以内なら、新たな資金が必要ないので300万円程度の車を契約しました。

でもね…現在自動車産業は半導体不足をはじめとする部品の供給問題で、納期がなんと来年の3月以降になるみたい。

それまではキャンパーしかないので、買物などの短距離にもキャンピングカーを使うしかありません。(泣)

本実のブログは自動車メーカーの納期遅れで注目したい銘柄の一つ、ソフト99コーポレーション(4464)を紹介します。

 

 

新車の納期が大幅に遅れていることで中古車が人気

トヨタや日産をはじめとした自動車メーカーは、アジア圏のコロナ感染の広まりから半導体や各種部品の供給が滞っています。

J塾長が購入したのはマツダの車ですが、早くても3月上旬だと言われました。
ハイエースを売ったのはまずかったかな?と真剣に思いましたね。

このように新車の納期がドンドンとずれており、人気車種に至っては半年から未定とされている車もあるようです。

そこで納期に問題のない中古車に人気が集まっているんだね。

今年もボーナスシーズンが来て新車販売に弾みがつく季節ですが、納期の問題により中古車の人気が高まっているようです。

実際に中古車市場の価格は高騰しており、J塾長のハイエース200系(4WD,ディーゼル、1年半落ち、2万キロ)も350万円程度ですぐに売却できました。

350万円で買うことは450万円以上で売ることを意味しているので、定価より高くなる可能性がありますね。
人気車種は新車よりも中古車が高くなることが稀にありますが、現在がその状況かもしれません。

そこでJ塾長が注目したいのが自動車用品を扱う会社です。

とくに中古車は購入時点でワックス、コーティング、補修材剤などを購入するので、ソフト99コーポレーションに注目してみました。

 

ソフト99コーポレーションは過去最高益を達成

ソフト99コーポレーション(ソフト99)が11月に発表した2022年3月期第二四半期累計では、累計の経常利益が19.9億円で前期比で30%程度の増益と過去最高を記録しました。

また通期計画の進捗についても、54%に達しており順調な業績が伺えます。

株主還元はどうなの?

今回の決算で配当を当初計画の34円から36円に増配することも発表されました。
現在の株価は1,320円程度なので、配当利回りは2.72%ですね。

またソフト99は株主優待制度も実施しており、優待も楽しめる銘柄ですよ。

  • 権利確定:3月末
  • 100株~499株:自社製品セット 
  • 500株~999株:自社製品、サービス5コースから2コース選択(3年未満)
  •         自社製品、サービス5コースから3コース選択(3年以上)
  • 1,000株以上 :自社製品、サービス5コースから3コース選択(3年未満)
  •         自社製品、サービス5コースから4コース選択(3年以上)

(自社製品はフクピカGen5などのセット、極楽湯の優待券3枚など)

 

499株までならフクピカGen5や消毒ウェットシートのセットだけど、それ以上の保有なら5種類のコースから選べるんだね。
だいたい2,000円程度の商品かな?

そうですね。
2,000円で計算すると100株保有時の優待利回りは1.51%ですから、総合利回りは4.23%とまずまずの水準ですね。

なかでも極楽湯の優待券3枚には注目ですが、これは500株以上の株主が選択できるので、現状では66万円程度の資金が必要で優待利回りも低下します。

 

車を長く乗る人が増えている

洗車

昔は新車を買っても5年後には買い替える人が多かったのですが、最近では車の性能もアップしたことから長く車をの乗る人が増えているそうです。

たしかに10年以上乗っている人は珍しくないよね。

車の故障自体が少なくなっているのと、自動車自体が嗜好品ではなく実用品に変わったこのも要因だと思いますね。
また収入が上がらない日本では車を長く乗る風潮が根付いてきたのかもしれません。

このような風潮によりカーワックスやコーティング剤の需要は高まっており、ソフト99を始めとする自動車ケミカルメーカーはこれからも業績を上げると予想できます。

ソフト99のPER11.8倍、PBR0.57倍、ミックス係数は6.72倍と割安水準にありますので、FIRE(ファイア)銘柄として検討したい銘柄です。

 

※このブログはあくまでJ塾長の感想であり、投資を勧めるものではありません。投資は自己判断と責任でおこなってください。

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