オフィス空室率が改善!不動産株の狙い目はヒューリック

オフィス回復

コロナ禍の状態でリモートワークが根付く反面、都心のオフィス需要は減少していました。

オフィス空室率は20ヵ月以上連続で低下していると聞いたよ。

東京都心である千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区では、コロナの影響でオフィスの空室率が2020年3月ころから上昇していましたが、最近になって改善傾向が見られるようになっています。

オフィスの空室率の改善は不意動業界の追い風となり、関係銘柄は上昇するきっかけになるでしょう。

本日のブログは不動産関係株の中から高配当&優待開始で注目されるヒューリック(3003)を紹介します。

ヒューリックの優待内容については「【秋の株主優待銘柄】配当も魅力のヒューリック(3003)」を見て下さい。

 

 

オフィスの空室率が改善へ

日本でもリモートワークが珍しくなくなっていますが、その反面都心のオフィスの空室率は上昇傾向にありました。

コロナで在宅ワークが増えれば、高い家賃を払ってオフィスを借りる必要はないよね。

でも、リモートワークには限界があることも確かです。
とくにリモートワークにより生産性は維持できるか?などの問題の答えは出ていません。
もしかしたらリモートワークにより業績がダウンする可能性もありますね。

最近ではリモートワークを監視するアプリなども開発されており、家を監視されるくらいならオフィスで働くことを選択する人も多いと思います。

東京の大手不動産仲介業者が出したデータでは、2年近く続いていていた都心オフィスの空室率が先月、上昇に転じたことを発表しています。

つまりオフィス需要が転換期を迎えて、本格的な回復を始めるかもしれません。

もし本格的なオフィス需要の回復であれば、オフィス賃貸に強い不動産銘柄の株価も上昇に転じる可能性が高まります。
とくに近年は不動産株の低迷が続き、割安水準で放置されている銘柄も多いことから、投資をおこなうチャンスと考えてもよいでしょう。

そこで今回、取り上げたいのが高配当で魅力的な優待がある「ヒューリック(3003)」です。

最高益を更新のヒューリック

ヒューリックは10月27日に2021年12月期第3四半期の連結決算を発表しました。

  • 累計売上:2654億円(42%増)
  • 経常利益:652億円(30%増)

ヒューリックの決算は増収増益であり、売上、経常利益共に過去最高を達成しまています。

また通期の業績計画についても順調に進捗しており、達成することが見込まれています。

ヒューリックの株価はどうなの?

株価は9月に1,400円水準を付けた後、低迷しており現在も1,100円水準ですね。
PER11.46倍、PBR1.45倍なので、割安水準にはあると思います。
ちなみにミックス係数は16.6倍と微妙です。

以前ブログでも書きましたが増資により株価が低迷し、そこから回復できない状態とも見られますね。

発行株式数が14%程度増えたことに対して20%近い下落ですが、過去最高益を達成し業績が上がることで来年の株価は期待が持てると考えています。

チャート的にはまず1,250円、次に1,400円を目指す展開だと予想します。

 

ヒューリックの配当&優待

ヒューリックは配当性向は37%程度であり、配当利回りは3.41%とFIRE(ファイア)銘柄としては合格点です。

また300株以上の株主に対しては年1回の株主優待を実施しており、3,000円相当のギフトカタログを提供しています。

また3年以上の長期保有者にはカタログギフト2点を進呈しています。

300株で0.9%程度の優待利回りだね。
3年保有すると1.8%、でも300株からだから投資に30万円以上必要だ。

たしかに300株以上ですが、株価が低水準なので比較的投資しやすいと思います。
総合利回りは4.3%程度なので、FIRE生活の不労所得として期待できます。

 

権利落ちが投資タイミングか?

ヒューリックの決算は12月末なので、権利落ち日が今日の12月29日です。

優待株の特徴として権利落ちによる売りが出る可能性が高く、ヒューリックも株価が下落する可能性があります。

さらに株価が割安になる可能性もあるので、ここは投資のチャンスと考えたいと思います。
さてどうなることか?

 

※このブログはあくまでJ塾長の感想であり、投資を勧めるものではありません。投資は自己判断と責任でおこなってください。

優待株,株式投資