ユニクロを救いたい！ファーストリテイリングの株価とロシア

本日のブログは人間にすると90歳を超える高齢ポメラニアンのべっちゃんが、日本を代表するアパレル企業の「ファーストリテイリング(9983)」を叱りたい申しているので紹介します。(笑)

ロシアのウクライナ侵攻に関する銘柄への影響については「JTが大幅下落で買場到来か？ロシアのウクライナ進攻で」も見て下さい。

注)本日のブログ内容はあくまで主観で書かれていますので、あくまで話半分で読んで下さい。

　

　

ファーストリテイリングの株価が年初来安値へ

ロシア軍のウクライナへの侵攻の影響で株式市場は荒れていますが、なかでも大型株への影響が大きいようです。

今回の話題であるファーストリテイリングは世界中でアパレル専門店ユニクロを展開している企業で、ロシア国内にも50店舗を展開しています。

3月7日の報道によると柳井会長兼社長は日経新聞社の取材に「衣服は生活の必需品。ロシアの人々も同様に生活する権利がある」と営業継続方針を打ち出しました。

この記事が出たことで下落傾向だったファーストリテイリングの株価はさらに下がり、3月11日には年初来安値の58,760円となっています。

2021年3月には1株110,000円の株価を付けたファーストリテイリングですが、現在は半値以下になった状況です。

　

業績は好調なのに…なにかとやらかすファーストリテイリング

ファーストリテイリングの業績は好調で、2022年8月期第1四半期の最終利益は935億円(前期比33％増)に達しています。

これは過去最高益でありこのまま業績は回復すると思われたところで、いつもの「やらかし」が出たと感じています。

　

日本中からのブーイングと駐日ウクライナ大使からのツイッターで即降参

柳井会長兼社長の報道が出たことで、大手マスコミはもちろん日本中からファーストリテイリングに対して非難が飛びました。

また駐日ウクライナ大使であるコルスンスキー大使はツイッターで、「ウクライナの人々の生きる権利より、ロシアの人々の衣服を着る権利を優先した」とファーストリテイリングの判断を非難しています。

これらの騒動の結果、ファーストリテイリングは3月10日に「ロシア国内の全店舗の営業を一時停止する」と発表しました。

　

ファーストリテイリングの株は魅力的な価格だけど怖い

ファーストリテイリングは世界的な企業であることから、社会的な責任を負っています。

しかし、「中国のウイグル自治区問題」や「韓国のノージャパン騒動」のときも、迅速な対応をとっておらず、蝙蝠的なご機嫌取りに終始していた印象があります。

ファーストリテイリングの株価は最高値の半値になっており、投資的には魅力的な水準ですが、経営陣の考え方に大きな疑問があります。

　

さて投資判断は

ファーストリテイリングの株価は半値まで下落していますが、反面業績は大きく伸ばしています。

ロシアの50店舗を閉店(いや一時停止か？)しても、売上に対する影響は全体の2％程度だと試算されているようです。

さいごにまだべっちゃんが言いたいそうです。

　

※このブログはあくまでJ塾長の感想であり、投資を勧めるものではありません。投資は自己判断と責任でおこなってください。