円安局面でのFIRE投資は?J塾長の米国ETFの状況も報告

円安

ここ数日で円安が急激に進行しているとの報道が相次いでいます。

円は3月4日の時点では115円程度でしたが、3月28日には一時125円を超えています。
現在は122円水準です。

それにしても10円近くも円安が進行したのには驚いたよ。

円安が「このまま進むのか?」、「それとも落ち着くのか?」…はわかりませんが、局面を見ながらの投資判断が必要です。

また投資資産の一部をドルやユーロ建てすること考える必要があります。

本日のブログは円安の背景とJ塾長が実施している米国ETFの状況を報告します。

 

米国ETFについては過去ブログ「【米国の連続増配株】FIREにおすすめのETF(VIG)」も見て下さい。

 

 

J塾長が保有する米国ETF「VIG」と「VYM」の状況

しばらく米国株を保有していなかったJ塾長は、昨年の6月に米国ETFの「バンガード米国高配当株式ETF(VYM)」と「バンガード米国増配株式ETF(VIG)」を購入しました。

日本円にして合計500万円分を購入したんだよね。

現在はVYMが216口、VIGが150口、さらにAT&Tの株式を8株所有しています。

なんでAT&Tも…

米国ETFの分配金は年4回で、分配金はドルのまま再投資しています。
そこで再投資で余ったドルでAT&Tを購入しています。
AT&Tは配当利回りも高く大企業、さらに連続増配株で有名でした。(現在は連続増配はストップ)
J塾長はこれからも通信分野は明るいと思っているので、端数で細かくAT&Tを買うことにしました。

それでは昨年6月に500万円の資金で購入した米国ETFの現状を見てみましょう。

  • VIG:150口 24,639.00ドル
  • VYM:216口 24,585.12ドル
  • AT&T:8株 193.12ドル

合計:49,417.24ドル

日本円換算:6,028,903円(1ドル122円として)

9ヵ月で100万円以上の増加だね。
ウクライナ紛争や原油高の中でも、やっぱり米国ETFは凄いや!

いやいや…それはちょっと(汗)
実はウクライナ紛争と原油高はアメリカ経済にとっても大きな打撃です。
しかし、米国ETFが円に換算して好調なのは、対ドルに対する円安が原因なんだよ。

つまり現在円安が進行していることで、ドル資産が増えているのが本当のところなんだ。

 

円安で外貨資産が増える仕組み(投資初心者向け)

一般的に円安が進行すると、保有する外貨資産は増加します。

J塾長が米国ETFを購入した昨年の6月は、1ドルが約110円でした。
しかし、現在は約122円なので12円も円安になりました。

現在保有するETFの総額は49,417ドルなので、1ドル110円と122円での円換算を見てきましょう。

  • 1ドル110円:543万円円
  • 1ドル122円:602万円円

1ドル110円なら543万円だけど、122円だから602万円になるんだ。
60万円も違うんだね。

円安が進行したことで60万円の利益が出たことになります。
これが為替差益と呼ばれるもので、反対に円高がETFの利回りを超えて進行すると為替差損が出る場合もあります。

今回は円安だからドル資産は増えたってことね。

 

現在の円安の理由は金利上昇を拒む日銀の連続指値オペ

現在、米国やEU、カナダなどで政策金利の利上げを進めており、その影響が日本でも出始めています。

なんか値上げが多くて物価上昇が始まっている感じ。
いよいよインフレなのかな?

日本でもインフレが始まっていると話しているエコノミストもいるけど、どうもそれは誤った見方だと感じています。

インフレの判断は需要と供給で、需要が供給を上回った時点でインフレとなるのですが、現在の日本は需要が供給を下回っており、インフレとは判断できないようです。

現在、日本で物価が上昇しているのは原油高が要因であり、需要が増加したことによるものではありません。

しかしアメリカなどはあきらかに需要が増しているので、これはインフレと考えてよいと思いますね。

この状況で日本の長期金利が上昇したら、企業の負担が大きくなり日本経済が下向きになる恐れがあることから、日銀は金利上昇を抑制する目的で連続指値オペを実施したようです。

連続指値オペとは国債を無制限で買い入れる介入で、国債を買い取ることで金利の低下を誘導します。

外国の利上げが原因で、日本の長期金利も上昇しないように先手を打ったんだね。
でもそれと円安の関係は?

日銀が長期金利を上げさせない意思を明確にしたことで、海外の投資家は円を売って利上げをするドルを購入する動きになります。
そうなると円安になりますよね。

利上げは企業へ貸し付ける資金コストが高まることから、企業活動を抑制する効果があります。

日本の物価上昇がインフレによるものあれば、利上げにより経済活動を抑える必要がありますが、現在の日本は現在も経済活動を活発化させる必要がある状況です。

つまりインフレではないと思いますね。

利上げを抑制する日銀の姿勢は正しいとJ塾長は考えます

 

円安状況での投資の考え方は資産分散

リスク分散

円安局面で改めて思うのですが、「投資資産は分散させることも大切」と言うこと。

もともと米国株をそれなり保有していたJ塾長ですが、一時全て売却して日本に集中投資していました。
しかし、昨年に日本の投資信託を解約して米国ETFを購入、その判断により若干ですが利益が出ています。
あのまま投資信託を持っていたら、損失が出ていたので助かりました。

集中投資と分散投資の効率性ついては、各投資家の考え方もありますが、FIRE投資においてはやはり分散投資の方が有効だと考えます。

とくに銘柄だけでなく一定数をドル資産で保有することも、安定を求めるのであれば重要だと思います。

FIRE投資では安定した生活費を配当金や分配金で得る必要があります。
銘柄だけでなく通貨でも分散することで、今回のようなトラブル時でも全体的には安定した運用を目指せます。

円安の進行を注視したいと思います。

※このブログはあくまでJ塾長の感想であり、投資を勧めるものではありません。投資は自己判断と責任でおこなってください。

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