株主優待が家系&二郎系ラーメン?好調ギフトホールディングス

ギフトホールディングス

普段あまりラーメンを食べないJ塾長ですが、日本人でラーメンが嫌いな人は少数です。

家系や二郎系ラーメンは根強いファンがいいて、なかなか奥が深いらしいいよ。

ネットをみると注文にも呪文のようなこだわりがあって、J塾長のような初心者はお店に入りにくい印象を受けています。(実際は違うと思う)
でも、一度は食べてみたいので、近日中に子供につれていってもらいます。

上場企業には飲食業も多いのですが、なかにはラーメンチェーンを展開している企業もあります。

本日紹介する「ギフトホールディングス(9279)」は、家系、二郎系などのラーメンチェーンを展開している人気企業です。

前期の決算ではコロナ禍にも関わらず過去最高益を達成しており、年2回のラーメン優待も人気です。

本日のブログは「ギフトホールディングス(9279)」について投資判断を考えます。

 

株主優待銘柄については過去ブログ「くら寿司が株主優待を拡充!100株保有の優待がなんと2倍に」なども見て下さい。

 

 

ギフトホールディングスが最高益を更新

ギフトホールディングス(以下ギフトH)」が2022年3月14日に2022年10月期第一四半期決算を発表し、1Qで過去最高の増収増益であったことがわかりました。

2022年10月期第一四半期決算内容

  • 売上 : 39.9億円(前期33.6億円)
  • 経常利益 :8.2億円(前期2.6億円)
  • 純利益 : 5.4億円(前期1.7億円)

売上は前期比19%増、経常利益は213%増、純利益も221%増だね。

すべて過去最高を更新しているので、もうアフターコロナに突入しているよ。

昨年10月に緊急事態宣言が解除されたことで一時的に消費が戻りましたが、今年に入ってからのまん延防止で飲食業界は大変でした。
しかしギフトHの決算報告では、日常食としてのラーメンを強みとする運営を行っており、新規出店やプロデュース店舗を減速させていないと書かれています。

つまり、コロナ禍であっても対策をしっかりととって、積極的なビジネスを展開していたようですね。

 

まん延防止解除により直営店売上が絶好調

2022年4月5日、ギフトHが2022年3月の直営店売上速報を発表しました。

3月の売上は全店で前年同月比で143.5%と、43.5%も増加しています。
また既存店売上は119.6%です。

3月中旬にまん延防止が解除されたことで、ラーメン需要が高かまったことが要因と思います。
まん延防止が解除されてもテイクアウトにも注力したことも貢献したようですね。

ラーメンは国民食なので、今まで店舗で食べるのを我慢していた人も行きやすくなったからね。

 

チャートは上昇トレンドで買場か

ギフトHチャート

ギフトHの株価は2021年11月に一時3,260円の高値を付けたあと、下落に転じて2022年3月頭には一時1,977円まで下がっています。

3月14日に2022年10月期第一四半期の決算を発表したことで、株価は上昇に転じて現在は2,427円水準です。(4/12AM)
チャート的にも上昇トレンドに転換したと考えて良いと思います。

ギフトHのPERは18.94倍、PBR:5.43、ミックス係数は102.8倍で割安と判断できませんが、店舗を多く持つ飲食業はPBRが高くなるので一概に割高とは言えません。

また配当は1株当たり25円で配当利回りは1.03%です。

IR情報を確認すると今期の配当性向は19.4%の予想です。

でも配当利回りは高くないけど、人気の株主優待があるんだよね。

 

ギフトホールディングス株主優待は人気のラーメン優待

ギフトHは年2回の株主優待をおこなっており、2022年1月贈呈分より電子チケット化することが発表されています。

 

株主優待(年2回4月、10月基準)

  • 100株以上 : 食事優待券2枚(年間4枚)
  • 200株以上 : 食事優待券3枚(年間6枚)

 

食事優待券1枚でギフトHの店舗にある券売機のなかから、好きなメニューを一つ選べるんだよ。
なるべく高いラーメンがお得だね。

J塾長は本当に詳しくないのですが、ギフトHの二郎系ラーメンブランドの豚山のメニューを見ると、「大ぶたダブル」が1,250円と最も高いので、優待券は最大で2,500円相当(半期)と評価できますね。(笑)

年間で5,000円相当なので優待利回りは100株で、2.06%になります。

年間の配当を加えた総合利回りは3.09%なので、FIRE銘柄としてもギリ合格水準です。

でもミニラーメンなどの安いメニューを頼むと、優待利回りが下がるから気を付けてね。

2021年10月7日に発表した「株主優待券の電子化に関するお知らせ」には、株主優待の拡充を予定していると書かれており、今後株主優待が増える可能性が少なくありません。

株主優待券の電子化によりチケット印刷費用などが削減できるので、優待の拡充は今期か来期には実施されるのではないでしょうか?
そうなると株価も高騰が予想されるので、早めに仕込むのもよいと思います。

皆大好きラーメン優待…FIRE(ファイア)生活の楽しみとして保有するのも悪くありません。

株価上昇期待もありますので、検討しても良い銘柄だと思います。

 

※このブログはあくまでJ塾長の感想であり、投資を勧めるものではありません。投資は自己判断と責任でおこなってください。

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