きつねダンス好き必見!日ハム社債で新球場の建設資金を応援

きつねダンス社債

今年の夏の話題のひとつに「日本ハムファイターズ ファイターズガール」が、おもにホームゲームのイニング中に披露した「きつねダンス」があります。

あ~あの「コンコン」言う踊りだよね。
ユーチューブのおすすめにも出てくるから、けっこう見ちゃったよ。
楽しそうで明るくなれるパフォーマンスだよね。

J塾長は野球をみないから、詳しくないけど、日本ハムファイターズを応援する「ファイターズガール」の人気は凄まじいらしいよ。
たしかに可愛い女性がキツネの耳と尻尾をつけて踊る「きつねダンス」は、見ていても楽しくなれるよね。

北海道では圧倒的な人気を誇る日本ハムだけど、たしかホーム球場を札幌から北広島に移るんじゃなかった?

日本ハムは2023年からホーム球場を北海道札幌市から北海道北広島市へ移動することが決定しています。

現在、新球場は建設中で2023年春には完成予定です。

本日のブログはこの北広島市に作られる新球場にまつわる社債が販売されるので紹介します。

社債の種類については「債券の種類とは?不労所得に適した債券の見つけ方」も見てください。

 

日本ハムファイターズが北広島市へ球場を移す理由

日本ハムは長らく札幌市が運営する「さっぽろドーム」を本拠地としていましたが、2023年春からは札幌市の隣にある北広島市の新球場に移転します。

移転を発表したのは2018年のシーズン明けだったけど、移転の理由はやはり札幌市の横柄な態度だと言われているよね。

球団の経営状態が悪化しても使用料の値下げに応じない、球場内の飲食に日本ハムを絡ませない、そもそも話し合いのテーブルにつかない、など、札幌市の対応は酷いものだったと報道されていますね。
「出ていけるならどうぞ」的な扱いに、日ハムも頭を悩ませていたそうです。
そのようないきさつのなか、札幌市の隣にある北広島市の市長が、日ハムの誘致に乗り出したことがいきさつです。

 

新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」は、「HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE」の名称である多目的公園内に作られる球場で、ライブやさまざまなエンターテイメントを提供する公共スパースです。

 

エスコンフィールドの建築には約600億円の費用がかかりますが、その大部分を日ハムが負担すると見られています。

ただし土地代金は北広島市、さらに新球場以外のインフラ整備も北広島市が負担するそうです。
また新球場建築費は日ハム以外に、球場を運営する運営会社も負担すると説明されています。
しかし、新球場の建設には親会社の「日本ハム(2282)」の負担が大きくなることから、負担割合についても議論が残りそうです。

 

エスコンフィールド建設資金を目的とした社債が発売

エスコンフィールドHOKKAIDOの建設予定額は約600億円と発表されていますが、実際にはそれをオーバーする可能性もあります。

そうなると球団だけではなく親会社の日本ハムの業績にも影響が出ることから、広く建設費用を集める社債をSBI証券」から発売することになりました。

日ハムのファンに社債を買ってもらって、それでエスコンフィールドの建設資金に充てるんだね。

さっそく発売される「日本ハム株式会社 第15回無担保社債」の概要を見てみましょう。

  • 名称:日本ハム株式会社 第15回無担保社債(北海道日本ハムファイターズボンド)
  • 発行体:日本ハム株式会社
  • 予定格付:A(R&I)、A+(JCR)
  • 期間:5年
  • 利率(仮条件):年0.30%~0.50%
  • 申込み期間:2022/10/11~10/20
  • 償還日:2027/10/21
  • 利払日:4/21、10/21
  • 発行額:200億円

 

この社債の内容を見ると、新球場の建設予定額である600億円の3割強である200億円を調達する予定です。

社債の償還は5年後の2027年10月21日で、気になる社債の年利は仮条件で0.3%~0.5%です。
実際には0.4%~0.5%になると予想します。

安全性はどう?

発行体は球団ではなく親会社の日本ハムで、格付けもA以上だから問題はないですね。
現状では社債がデフォルトする可能性を考える必要なありません。

社債で気になるのは年利ですが、仮条件では0.3%~0.5%に設定しています。

銀行の定期預金の金利を見ると、一部のネットバンクでは0.2%~0.22%となっています。
これを考えると日ハム社債の0.3%~0.5%は、安全で年利も高いと言えますね。

ただし、償還期期限が5年間もあることから、それまでには金融状況も大きく変化する可能性があります。

金利が高いと言っても0.1%程度なので、多額の購入は控えた方が無難だと思います。

 

エスコンフィールド開幕戦のプレミアムチケットが当たる

北海道日本ハムファイターズボンドをSBI証券で購入すると、購入者1名に対して1通の「抽選券」が郵送されます。

 

必要事項を記入の上、返送することで抽選で25組50名に「エスコンフィールドHOKKAIDO開幕3試合プレミアムエリア観戦ペアチケット」が当たります。

 

開幕戦は2023年3月30日、4月1日、4月2日だから、希望日を記載して抽選の申込みをするんだね。

日ハムファンの人には、超嬉しいプレゼントだよね。
社債の購入金額で抽選口数が増えるのではなく、購入者1名に対して1口だから、投資額に関わらず平等にチャンスがあるのもいいね。

この抽選では債券を1,000万円買っても、100万円でも、抽選確率は同じです。

新球場の開幕戦のプレミアムエリアで、初きつねダンスを見たい人は注目だよ!

日ハムファンの人は新球場の件建設に貢献できるだけでなく、開幕戦のプレミアムチケットが当たるチャンスもあるので、検討されてはいかがでしょうか?

 

まとめ

日本ハムファイターズが2023年に本拠地を札幌ドームから、北広島市のエスコンフィールドHOKKAIDOに移転します。

600億円の建設資金の一部調達(200億円)を目的とした社債(日本ハム株式会社 第15回無担保社債)が、SBI証券から販売されます。

申し込みは2022年10月11日からで。年利は仮条件で0.3%~0.5%を予定しています。
銀行の定期預金よりも高い金利で発行体も親会社の日本ハムなので、安全性には問題はありません。

社債の償還期限は5年後の2027年10月21日で、利払いは年2回を予定しています。

今回の社債発行額は200億円で、北広島市に建設されているエスコンフィールドHOKKAISOの建設資金に充当されます。

また、社債の購入者1名に対して、抽選券1枚が発行され、2023年の開幕3試合のプレミアムペアチケットが当たるプレゼント企画が開催されます。
社債の購入金額ではなく購入者1名に対しての抽選なので、最低金額の社債購入であっても抽選確率は同じです。

償還期間が5年と微妙なので、日ハムファンの方はとりあえず100万円の投資で、ファイターズを応援するのも良いと思います。

抽選に外れても「この球場さぁ~俺が資金援助したんだぜぇ…」って、自慢できるかもね。

それ、ちょっと言ってみたい…

 

※このブログはあくまでJ塾長の感想であり、投資を勧めるものではありません。投資は自己判断と責任でおこなってください。

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