好調のローソン、増配＆配当性向50％目標で株価上昇へ！

コンビニの「ローソン(2651)」が2023年4月13日に2023年2月期の本決算を発表しました。

コロナによる行動制限もなくなったから、コンビニ業界は好調だよね。

そうだね。
生活も通常に戻りつつあるから、これからは小売店の業績も改善されると思うよ。

本日の話題は好決算による増配により株価が急騰した「ローソン(2651)」について、これからの株価と投資判断を考えます。

今注目されているPBR1倍割れ企業については「PBR1倍割れ企業に注目が集まる？増配や自社株買いの動き」を見てください。

PBR1倍割れ企業に注目が集まる？増配や自社株買いの動き

最近、「PBR1倍割れ」の企業が注目されています。 PBRって「株価純資産倍率」のことだよね。株価が「1 ...

https://jj-money.com/post-6472/

Contents

ローソンの決算が好調！

ローソンが2023年2月期の決算を発表、連結最終利益が前期比で約38％増になりました。

純利益が4割も増えたんだよね。
これから観光や行楽が活性化されるから、コンビニ業界には追い風だと思うよ。

さらに今期である2024年2月期の業績予想は純利益で「290億円」に拡大することを予想しています。

社会がコロナ禍から脱却している状況なので、これからはコンビニなどの小売店に注目が集まりやすいと思います。
会社、観光だけでなく、インバウンド需要も増しているので、今年のコンビニ業界は好調が続くのではないでしょうか？

ローソンの決算発表において、株主還元策の強化を打ち出しました。

今期の配当は200円を下限として増配を予定しています。
前期である2023年2月期は1株150円のままですが、今期である2024年2月期は50円の増配を予定しています。

さらに2025年以降も増配を実施することも発表しています。

ローソンの株主還元としては配当性向50％を目標にすることも明記されており、さらにこれから3年間の総還元性向の目途を70％にすることも発表しています。

なんか急に株主還元に積極的になってきたイメージを受けるよ。

ローソンでは段階的に株主還元を強化すると発表していますが、株価対策に本腰を入れるようですね。

決算発表翌日(2023年4月14日)の株価は一時年初来高値の1株5,900円を見せ、終値で前日比で「340円高(6.18%)」の5,840円でした。

6%の上昇だから急騰と言えるよ。

一時はコロナ禍の影響もあり業績が低迷していたローソンですが、高配当も復活したことから今期の予想配当利回りは「3.42％」と高配当の領域に入りました。

ローソンのチャートを見ると2021年11月近辺の高値を超えていることから、トレンド自体は上昇に転換していると思いますが、目先は6,500円を超えるかに注目しています。

このまま2020年1月の6,500円を超えることができれば、7,000円に向かって上昇すると思います。
チャートでは2021年の高値を超えているのことから、期待は大きいですよね。

ローソンは長らく業績が低迷しており、株価も2016年初めをピークに下落トレンドが継続していました。

しかし、4,500円の底から反発、トレンド転換になったと考えます。

FIRE投資としてどうなの？

増配も予定されており、配当利回りも3.42％と高配当なので長期保有銘柄としての投資はありだと思うよ。
実はJ塾長はローソン株を既に保有しており、最近の上昇でそこそこの含み益を持っています。
追加購入については配当利回りが上がったことから、積極的に考えたいと思いますね。

業績が回復したことで株主還元に積極的になったローソンは、これからの長期投資銘柄としては魅力的な内容だと思います。

しかし最低単元の投資で約60万円の資金が必要なので、決算内容も含めて検討して判断してください。

※このブログはあくまでJ塾長の感想であり、投資を勧めるものではありません。投資は自己判断と責任でおこなってください。