最高売上を達成!利回り4.5%超えの優良株ジャックスを購入
三菱UFJ銀行グループのクレジット会社である「ジャックス(8584)」は、信販業界でも大手の企業であり、日本のみならずアジア圏でも事業を展開しています。
2021年3月期の決算では過去最高益になることを公表しており、3年連続となる増配も実施します。
今回、J塾長は不労所得として今回ジャックスを高配当株に組み入れることにしましたので、簡単に紹介させていただきます。
ジャックスの決算内容
ジャックスは5月13日に決算概要を公表しており、2021年3月期の決算で売上高が過去最高の1,606億5,000万円で、経常利益が165億600万円でした。
売上は過去最高でしたが経常利益については、前期と比較して1.2%減、経常利益は24.2%増の205億円としています。
2021年決算概要(単位 百万円)
- 売上 160,650(前期比1.3%増)
- 営業益 16,326(前期比1.1%減)
- 経常益 16,506(前期比1.2%減)
- 最終利益 11,778(前期比9.7%増)
- 1株益 340.7円(前期比9.3%増)
ジャックスの決算内容については「株式会社ジャックスHP」をご覧ください。
3年連続の増配と高配当利回り
ジャックスの配当は3年連続で増配される予定で、2022年3月期の配当は1株当たり年間125円となり、配当利回りは約4.7%です。😍
今まで紹介してきたように、不労所得として高配当株に組み入れるには、配当利回りの高さだけでなく、業績と配当に対する安定性が大切。
その意味ではジャックスはコロナ禍においても業績は好調、また3期連続の増配を実施しており、なおかつ配当性向も30%を超えていることから株主還元に積極的な企業だと考えます。
これには
「いいねぇ~ジャックス」😘
と考えてしまったJ塾長です。
PERとPBRの低さが魅力
つぎに以前紹介した株式指標のPERとPBRを見てみると、PERは6.58倍、PBRは0.54倍とかなり低い水準で、投資対象としては格安の株価です。
PERだけで考えると同業他社のオリックスが9.63倍、オリエントコーポレーションが12.48倍、イオンファイナンシャルサービスが15.3倍なので、それを比較しても格安で放置されていたことがわかります。
PERとPBRの説明については「株式投資④PER(株価収益率)による高配当株の見つけ方」と「株式投資⑤PBR(株価純資産倍率)の目安と高配当株の関係」をご覧ください。
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同業と比較して超お得な株価か?
PERだけでなく他の指標を比較しても、同業であるオリックス、オリエントコーポレーション、イオンファイナンシャルサービスよりもジャックスは、出遅れ的な株価で放置されていたことが推測されます。🤔
またジャックスのROEは7.21%、ROAは0.26%程度と一見してよくないイメージですが、これはクレジット・信販会社すべてに当てはまる数字なのでとくに気にする必要はないと判断しました。
将来的にPERが業界平均である10%程度まで上昇すると想定した株価は、1株当たり4,000円を超え50%程度の上昇が見込まれます。
J塾長としては長期的にPERは10倍程度まで上がると考えており、その点でも現在の株価は安いと判断しています。
現在のジャックスの配当利回りは4.7%もあり、さらに株価の上昇余地も高いことから、J塾長はあらたにジャックスを不労所得銘柄に組み入れることにしました。
このブログを読まれた方はどう判断されるでしょうか?
注意:このブログは株の購入を進めるものではありません。あくまで投資は自己判断でおこなってください。😎