【2021年1月株主優待 新設銘柄】FIREおすすめを探せ

 

FIRE(ファイア)における株主優待制度は、日常生活で利用できたり、現金化がしやすかったりする優待品がおすすめだと紹介してきました。

 

テレビの影響もあり大人気の株主優待を新規に導入する企業も増えており、2021年前半もいくつかの銘柄が優待制度の新設を発表しています。

 

そこで本日から数回にわたり2021年前半に新設された株主優待を紹介するとともに、FIRE(ファイア)でおすすめできる優待を探します。

本日は2021年1月に新設された優待について紹介します。

 

株主優待の導入についてのブログは「株主優待制度の新設!その後の株価の行方と利回りの変動」から順にご覧ください。

 

ポバール工業(4247)

  

発表日2021年1月20日 年1回(3月31日名簿記載)

 

  • 1単元以上かつ1年未満の保有 QUOカード1,000円
  • 1単元以上かつ1年以上の保有 QUOカード2,000円

(「株主優待新設に関するお知らせ」:ポバール工業株式会社)

 

みんな大好きQUOカードの優待だね。
これはFIREでも大いに使えるね。

ポバール工業は工業用ベルトや接着剤などの事業が柱の企業です。

QUOカードの優待は生活費として現金と同様に使用できるので、FIREでも大いに活用できます。

優待発表前の株価は1,000円程度でしたが、発表で20%高騰し現在は1,230円程度です。

1単元で1年未満の株主の配当利回りは約0.81%、1年位以上の保有で1.62%です。
ポバールは配当利回りも2.44%程度あるので、合計利回りは3.25%~4.06%もあります。

長期保有銘柄としても注目できる企業ですね。

 

東京計器(7721)  

 

2021年1月25日  年1回(3月31日名簿記載)

 

  • 300~499株   3,000ポイント
  • 500~699株   6,000ポイント
  • 700~999株   9,000ポイント
  • 1,000~2,999株 20,000ポイント
  • 3,000株以上   50,000ポイント

(「株主優待新設に関するお知らせ」:東京計器株式会社)

 

このポイントって何なの?

ポイントにより4000点以上の商品から好きなものが選べる優待なので、カタログギフトと同じ感じですね。

高級食材や旅行券などジャンルも広く、FIRE(ファイア)生活でも活用できます。


東京計器は船や飛行機の計器を扱う企業で、コロナの影響をうけて減益でしたが、来期は若干の増益を予想しています。

株価は1,000円水準で増配により配当利回りは2.92%、優待利回りと合計すると3.5%程度の合計利回りは確保しています。

コロナ明けには需要が拡大されるので、FIRE(ファイア)銘柄として注目できる企業だと思います。

 

いちごホテルリート投資法人(3463)

 

2021年1月25日  年1回(7月31日名簿記載)

 

  • 全投資主 ホテルウィングインターナショナル宿泊10%割引券

(「投資主優待制度の概要決定について」:いちごホテルリート投資法人)

 

いちごホテルリートはJ-REIT銘柄だね。
10%の割引券では魅力が足りないなぁwww。

コロナ禍で苦戦しているホテル業界を応援する意味で新設した優待です。
予約はネットでできるので便利ですが、価格がじゃらんネットなどよりも安くなるかは疑問ですね。
またリートは株主ではなく「投資主」と呼びます。

FIRE(ファイア)では利用し辛い優待です。

 

ソースネクスト(4344)

 

ポイント

 

2021年1月27日  年2回(3月31日、9月30日名簿記載)

 

  • 100~499株   1,000ポイント(3月)、1,500ポイント(9月)
  • 500~999株   2,000ポイント(3月、9月)
  • 1,000~9,999株 4,000ポイント(3月、9月)
  • 10,000株以上  10,000ポイント(3月、9月)
  • 長期保有制度あり

(「株主優待新設に関するお知らせ」:ソースネクスト株式会社)

 

ここ知っている。
ソフトウエアの会社だよね。

アンチウイルスソフトなどのPC製品で有名な企業です。
優待は1ポイントが1円として自社サイトで使用できるようですね。

株価が291円で1単元の優待利回りは8.5%と驚異的な数字です。
ただし配当利回りは0.15%程度なので、実質は優待しかないと考えてください。

業績は回復傾向にありますが、まだまだ厳しい経営が続きそうです。

FIRE(ファイア)の投資では手を出しにくい銘柄だと感じました。

 

J塾長の感想

 

2021年1月の優待新設銘柄でJ塾長が気になるのは「ポバール興業」と「東京計器」の2社です。

 

ポバール興業はQUOカード、東京計器はギフトポイントですが、合計利回りも高く優待だけでなく配当も期待できます。

また業績も2社とも回復傾向なので、コロナ明けには株価が一段階上昇する可能性も高いと思います。

 

カタログギフトはQUOカードと違い現金的な使用はできませんが、普段買わない購入食材などを手軽に入手できる手段です。

FIRE(ファイア)生活における贅沢として活用するのも良いですね。

 

明日は2021年2月新設の株主優待を紹介します。

 

※このブログはあくまでJ塾長の感想であり株式銘柄の評価ではありません。投資は各自責任をもって自己判断でおこなってください。

 

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