楽天グループが再度12%のジャンク債を発行!どうやって買うの?
楽天グループが2023年12月期の決算を発表したしたけど、予想通りの大赤字でした。
最終利益は3394億円の赤字でしたね。
でもさ前期は3774億円の赤字だったから改善したと言う人もいるよ。(笑)
結局はEC&フィンテック事業をモバイルがくい荒らしているのは変わらずだよ。
そんな中で楽天グループが利回り12%を超えるドル建て社債を発行するようです。
12%のジャンク債を発行
楽天が利回り12%を超えるジャンク債を発行しますが、そもそもジャンク債は格付けがBB以下の企業が発行する社債のこと。
楽天グループは2022年にも10%を超える利回りのドル建てジャンク債を発行しているから、今回で2回目になります。
楽天グループは格付BB+だから、まさしくジャンク債だよ。
一般的な投資適格債券はBBBから。
格付け的には楽天は投資にリスクのある会社だと判断されてますね。
楽天が発行する社債はドル建て社債で、3年償還、ディスカウント分と利子を合わせて12%を超えることで話題です。
1000万円買えば、年間120万円の利子だからたまりませんよね。
ジャンク債は会社の信用がない分、利回りを高くしないと資金が集まりませんから‥
日本を代表するEC企業がジャンク債とは寂しいですよね。
楽天グループが3年で倒産するとは思えないから、基本的には美味しい社債だと思います。
でもどこか怪しい感じがする。
自転車操業的な社債償還サイクルへ
今回のジャンク債発行は、今年から来年に来る既発債の償還対策と考えられます。
過去に発行した社債の償還が約8000億円もあるから、借り換え的な対策で償還を分散させたい意図が見えますよね?
でも自転車操業と言えば‥
そもそも社債は事業に投資するために資金を調達する手法ですが、このジャンク債は利益に直結するものではなく、過去の借金対策だと考えられます。(どうでしょう?)
楽天の株価は上昇しているが買って大丈夫?
赤字、社債のニュースが出ても楽天グループの株価は上昇しており、ネットでは「危機を脱した」とか言って買いを推奨している人も見かけます。
最近では株価がバブっているので、ギャンブル脳な投資が目立っていますね。
投資は業績が1番と考えているJ塾長は、大赤字なのに「危機を脱した」と判断する意味が理解できないねぇ。
普通に考えて12%のジャンク債で資金調達する会社はヤバいでしょう。
モバイル事業がある限り、投資は無理だと思うけど、買ってる人は勇気あるなぁ。
いいとこで暴落しそうな気がします。(笑)
今回のジャンク債はどうやって買うの?
今回発行するドル建て社債は、日本では発行されません。
また個人は購入できず、あくまで機関投資家向けの商品みたいですね。
だから日本人の個人投資家は基本的に買えません。
もしかしたら海外の証券会社に口座があって、そこで何百万ドルの取引をしている人は、会社を通して分けて貰えるかもしれないけど、そんな人はあえて買わないと思いますね。
どんなに妄想してもNo.1キャリアが見えない
楽天の三木谷さんは、モバイル事業でNo.1キャリアになるってずっ〜と言ってますが、それから何年経っても先が見えません。
No.1キャリアってdocomoやau、ソフトバンクに勝つって意味ですよね?
どんなに妄想を膨らましても見えないなぁ‥そんな未来。(笑)
楽天もモバイル事業がないと最高の会社だと思うけど、この状態では上場維持にも支障が出るかもね。
今、楽天グループの株価が上がっていると言うことは、買っている人が大勢いるから。
本当に勇気あるよね‥真似できないけど。
*このブログはあくまで個人的な見解です。投資は自己判断で行なってください。