50代FIRE&セミリタイヤ生活の現実とあるある

草原と鹿

 

ファイアあるある言いたいよ〜

ファイアあるある言おうかなぁ〜

J塾長は現在50代後半ですが、セミリタイヤに入ったのは45才に入ってすぐの頃、30才前半で脱サラして立ち上げた事業を売却し、その資金でセミリタイヤ(FIRE:ファイヤ)生活に入りました。

事業売却と言っても大きなものではなく、おもに保有する不動産の売却で、金額も大した額ではありません。

しかしなんとか最低限の生活はできる目途がたったことからセミリタイヤを決断しました。

そしてこれが結構甘い考えだったことを後から思い知るJ塾長でした。

それでは私がFIRE(ファイヤ)生活で経験で感じた「あるある」を紹介しますね。

J塾長塾長の経歴は「J塾長の自己紹介」を見てください。

 

FIREあるある①ことあるごとに仕事を聞かれる

 

J塾長は北海道の函館近郊にある別荘地に中古のログハウスを購入し、FIRE(ファイヤ)生活を開始しました。

子どもたちは独立しているので、妻と2匹のポメラニアン(初代とべっちゃん)を連れての移住です。

実は北海道生まれであるJ塾長は、将来は北海道に住みたいと考えていて、さらに趣味のスキーができることから最高だと感じていました。

そして別荘地での生活が始まりましたが、まず感じたのが別荘地の高齢化です。

当たり前ですが、別荘地に住んでいるのは、定年を過ぎた高齢者がメイン。

当時45才の私はもはや「若造」であり、じろじろと好奇の目で見られていました。

たまに移住者の方と話す機会もありましたが、そんな時は必ず「仕事はなにしているの?」と聞かれます。

キタっ~」(毎度のこと)

そんな時は「自宅で仕事をしています」と答え、煙に巻くようにしていました。

どうも日本は仕事をしていない、見た目が若い人を見ると気になるみたいで、約1年以上さまざまな人から仕事をきかれました。

何度も聞かれるとFIRE(ファイア)生活を送っている私たちが悪者のように感じて、あらかじめ言い訳を作って接していたように覚えています。

海外ではステータスとなるセミリタイヤですが、日本ではまだまだ理解されないのが、FIRE(ファイヤ)の現状です。

FIRE(ファイヤ)生活あるある①は、日本人にはまだまだセミリタイヤやFIRE(ファイヤ)は理解されていないことです。

 

FIREあるある②お金の勉強が必要

 

甘かった

FIRE(ファイア)生活を始める前に、あれほど確認した自己資金ですが、実際にはじめてみると不安になるのは仕方がないことですよね。

J塾長も始めは自信満々だったのですが、1年を過ぎることから不安が出てきました。

その理由が「超低金利」時代の到来。

FIRE(ファイヤ)生活を始めた時点の定期預金には、年利1.5%~1.7%程度(5年満期)の商品がまだありました。

しかしそのような安全、安心な金融商品がどんどんとなくなります。

あてにしていた金融商品がなくなったことは、FIRE(ファイヤ)の可否にも直結する問題で、計画を変更しなくてはなりません。

そして始めたのが「お金の勉強」。

それまでも投資はおこなっていたのですが、たいした知識は持っていません。

そこで基礎から勉強するためにファイナンシャルプランナーを目指したのです。

現在は預金ではなく投資をメインに運用しており、最低限の生活は維持できるようになっています。

FIRE(ファイア)生活を維持するには金融に関する知識は必須です。

金融に弱い人は、FIRE(ファイヤ)には向いていないかもしれません。

 

FIREあるある③何かにチャレンジする

 

ミニログ

 

FIRE(ファイヤ)生活が始まると基本的にです。

別荘地に住んでいたので森のなかの散歩などは充実していたのですが、それもいつかは日常となり飽きてしまいます。

そこで暇つぶしを考えますが、私の場合はまずミニログを作りました。

10畳ほどのミニログですが、フィンランド産のキットで基礎から屋根まで自分でおこない最終的にはトイレも作りました。

FIRE(ファイヤ)生活は何かをしないと基本暇なので、普段生活のルーティングをあらかじめ決めるのも大切です。

ちなみにJ塾長はやることがなく、整体の学校にも通っていました。😅

 

FIREあるある④結局は都会が懐かしくなる

 

5年間北海道で暮らしたのですが、結局は都会が懐かしくなり関東近辺に再度引っ越すことに。

子どもが暮らす東京や埼玉も考えたのですが、スキーが趣味の私は東京まで新幹線で1時間の北関東に小さな平屋を新築し、丁度良い田舎暮らしを始めたのです。

FIRE(ファイヤ)生活を始めるにあたり、地元を離れてカントリーライフを目指す人は多いでしょう。

しかし、別荘地で見た高齢者の多くも、結局は東京や大阪に戻る人が大半でした。

地元を離れるのであれば、極端な田舎は避けて丁度良い田舎程度にとどめることをいおすすめします。

 

FIREあるある⑤セミリタイヤでも仕事を探す

 

FIRE(ファイヤ)はセミリタイヤなので、完全なリタイヤではありません。

また生活はできても普段の娯楽(遊び代)も含めた不労所得を得るのは大変かもしれません。

遊び代は個人個人で金額が違うので一概に言えませんが、若い世代の人はそれなりの金額が必要でしょう。

そして考えるのが「仕事(副業)」。

J塾長の場合はファイナンシャルプランナーの肩書で金融ライター業をはじめ、最初は1文字0.5円程度の仕事から最終的には1文字4円程度にアップしました。

1週間に5000文字の仕事を受けると、週2万円で月に8万円です。

お小遣いとしては十分すぎる金額なので、大いに助かりました。

副業もすぐによい仕事が見つからない可能性があるので、FIRE(ファイア)生活を目指す人は先に副業の候補を探した方がスムーズです。

 

無理をしないFIRE(ファイア)を目指そう

 

J塾長はセミリタイヤに惑わされて、いきなり北海道に移住しましたが。冬は氷点下15度以下になる環境はきびしく、関東近辺が懐かしくなりました。

このような話はよくあることで、考えなしに行動した結果ですね。

これからセミリタイヤでFIRE(ファイヤ)を目指す人は、移住を検討するなら慎重に考えてほしいと思います。

理想に走らず無理をしないFIRE(ファイア)を目指しましょう。

FIRE関連