大丈夫かヤマダ電機!ヤマダHDの下げが止まらない…投資は?

ヤマダHD買場

ヤマダ電気の持ち株会社であるヤマダホールディングス(9831)株価下落がとまりません。

ヤマダ電機は日本中に店舗を構える有数の電気販売チェーンだけど、経営が苦しいのかな?

コロナショックで売上に影響がありましたが、現在は順調に回復傾向にあるみたいです。
それでも株価が下げ止まらない理由が他にもありそうです。

場合によっては買い増しも検討したいヤマダホールディング(ヤマダHD)。
そろそろ注目したい銘柄ですね。

本日のブログは株価の下落が止まらないヤマダHDについて紹介します。

高配当株については「買場か?最強のFIRE銘柄!オリックスが大幅上方修正」も見て下さい。

 

 

ヤマダホールディングは買場到来か!

結論から話しますとヤマダHDの株は、そろそろ買場が到来していると思います。

でもチャートではまだ下落が続いているよ。

残念なことに2020年のコロナショック時につけた安値である402円を下回り、2021年12月20日現在は380円水準です。

チャート的には2021年3月から暴落が続いているように見えますが、そこまで下落する理由は何なのでしょうか?

コロナショックの安値より下がっているから、それなりの悪材料があったのだよね。

いろいろと考えられますが、アメリカの資産運用会社であるブラックロック・ジャパンが、保有するヤマダHD株の半数程度を売却したことが関係していると思われます。

ブラックロックの売却が報道されたことで、一気に400円水準を下回ったように感じますね。

しかし、ヤマダHDの業績を見るとそこまで下落する要因は見つからず、業績回復が順調なようにも見えます。

ヤマダHDが11月に発表した2022年3月期第2四半期決算では、上半期の売上が7%減の8000億円でしたが、純利益は43%増の299億円でした。

また通期の連結純利益の業績予想は10月末に上方修正した590億円を維持します。

売上が減っているけど、利益は増加しているので収益性が良くなっているのかな?

店舗にかかる人件費などの費用や、不採算店舗の整理などが上手くいっているようですね。

J塾長的にはヤマダHDの株価は本来400円水準が下値で、今回はブラックロックの影響で下抜けたイメージがあります。

ヤマダへの投資をHDの投資を考えるならそろそろかな?…と思いますね。

感想ですよ…これは!

 

ヤマダHDの配当と優待

もともとヤマダHDは高配当と株主優待で人気でした。

ただ今年の初めに株主優待を改悪しており、優待券の枚数を減らしました。
それでも優待利回りは高いので、株安の今はチャンスかもしれません。

ヤマダHD株主優待制度(1枚500円の割引券)

  • 100株以上:1枚(3月)、2枚(9月)
  • 500株以上:4枚(3月)、6枚(9月)
  • 1,000株以上:10枚(3月)、10枚(9月)
  • 10,000株以上:50枚(3月)、50枚(9月)

100株の株主は年間で3枚(1,500円)の優待券を貰えるので、優待利回りは3.9%です。

配当利回りはどう?

今期の配当は決まっていませんが、前期は年間18円でした。
ヤマダHDの配当性向は30%程度なので、今期の1株当たりの純利益予想である71.15円で計算すると21円程度と考えられますね。

そうなると配当利回りは5.5%になり、総合利回りは9.4%にもなります。

ヤマダHDはPER5.39倍、PBR0.51倍、ミックス係数2.74倍とかなり割安水準なので、総合利回りが異常に高い理由は株安の状態が要因と判断できます。

 

ヤマダHDの投資を検討されている人は、そろそろ準備をした方がよいのではないでしょうか?

※このブログはあくまでJ塾長の感想であり、投資を勧めるものではありません。投資は自己判断と責任でおこなってください。

優待株