不動産投資②不労所得&副業としてのメリット&デメリット

不労所得の副業として不動産投資を始める前に考えるのは「他の投資や貯蓄と比較してどのようなメリットがあるか?」です。

不動産投資を始めるには多額の資金が必要であり、メリットが高くないとなかなか手が出ないのも現実ですよね。

不動産投資のメリットは不労所得

本来収入を得るには仕事しなくてはいけません。

「働かざる者食うべからず」ですが、不動産投資では、不動産が働いてくれることから、働かなくても毎月一定の収入がはいります。

これが不動産投資における「不労所得」ですが、実際には毎月の家賃です。

代表的なメリットは自分の代わりに不動産が稼いでくれることで、病気やケガで仕事ができない状態になっても、毎月安定して収入が得られます。

また経済状況に左右されることも少ないのが、不動産投資のメリットです。

その意味ではFIRE(ファイア)生活における不労所得としては、最適な投資だと思います。

不動産投資は少額でも実現可能

まとまったお金がないと始められないと考えている人も多いと思いますが、それは間違いかもしれません。

不動産投資は「不動産投資用ローン」が利用できるので、一定額の頭金があれば実現も可能です。

また現在不動産投資でFIRE(ファイア)している人の多くは、不動産ローンを利用して投資物件を購入しています。

不動産投資ローンの一部を紹介しますね。

優良物件を購入する場合、頭金なしで不動産を購入できる「フルローン」が利用できるケースもあります。

不動産投資はしっかりとした担保を金融機関に提供できることから、少額の費用ででも実現可能です。

不動産投資はインフレに強い

イ貨幣価値が下がり、物価が上昇するのが「インフレ」

インフレが急激に進むと一般的な資産価値は下がるのが一般的ですが、不動産投資では家賃も上昇することからインフレに強い投資法だと考えられます。

また土地や建物の評価価格も上昇するので、将来のインフレ対策として有効です。

デメリットは入居率

不動産投資は安定した収入を得るには最適な投資の一つですが、大きな問題をはらんでいます。

それがアパートやマンションなどの入居率です。

つまりいくら立派な賃貸物件を保有していても、入居者がいないと毎月の家賃が入ってきません。

そうなるとFIRE(ファイア)生活における不労所得が入らず、生活に支障が出るでしょう。

また入居率が下がると毎月のローン返済ができずに、金融破綻する可能性も出てきます。

不動産投資で大切なのは「エリア選択」。

投資を考えているエリアの賃貸物件を調べて問題を把握することから始めてください。

  • エリア内の賃貸物件の数と入居状況
  • アクセス状況(駅など)
  • 広さに対する家賃の推移
  • 新築物件の状況
  • その他

このような情報をインターネットや実際のエリアにある不動産業者から聞き込みをおこないます。

その上で購入物件を決めるようにしてください。

ゼロにはならない投資法

不動産投資は完全な敗北はありません。

つまり株式投資や債券、FXなどの為替取引では、最悪投資金額がゼロになる事態もありえます。

しかし不動産投資は物件があるかぎりゼロにはならず、その意味では安全な投資です。

しかし、多額の資金が必要なので、ローンを利用する場合は、借金による破綻も考えられます。

FIRE(ファイア)生活における不労所得として利用するには、エリア選択をしっかりおこない、すべてをローンに頼らない手法がおすすめです。

不動産/REIT