ビットコインでリスク回避が可能!SVB破綻で急上昇の理由

ビットコイン上昇

このブログでも紹介したとおり、J塾長は昨年「ビットコイン(BTC)」と」「イーサリアム(ETH)」を購入しました。

いわゆる仮想通貨(暗号資産)だよね。
たしか2022年の夏前に買ったような…

それまでは仮想通貨に対しての投資は行っていませんでしたが、投資を分散する上で購入を決断しました。
購入後には米国の利上げによりマーケット自体が低迷しており、仮想通貨もパッとせずに値を下げる展開が続いていましたね。
しかし、最近急激に上昇を始めており、J塾長もそこそこの含み益が出ています。

本日は最近上昇している仮想通貨とリスク分散について考えます。

 

J塾長が仮想通貨を購入したいきさつは「【祝】初めての仮想通貨・暗号資産!ついにビットコインを購入」を見てください。

 

SVB破綻によりビットコインが上昇?

「リーマンショックの再来か?」とマーケット関係者が危惧するシリコンバレー銀行(SVB)の破綻は、親会社のシグネチャー銀行やスイスのクレディ・スイスを巻き込んだ大騒ぎに発展しています。

好調だった株価も急落しており、日経平均株価は2023年3月9日終値28,623円から3月20日終値26,945円まで下落しています。

米国の金融不安が世界に広まって、世界中で影響が出ているね。
日経平均株価は10日で1,678円も下がったんだ!

今回の問題は深刻だけど米国政府の対応が早かったこともあり、そこまで大きな問題にはならないとJ塾長は思っていたよ。
実際、3月22日には株式マーケットも大幅な上昇を見せているから、やはりリーマンショックとは違うと思うね。

詳しいJ塾長の考えは「SVB破綻で三菱UFJや三井住友は?リーマンショック再来か」を見てくださいね。

 

SVB破綻の影響で株式マーケットはパニック状況のなか、BTCは急激な上昇を見せています。

 

ビットコインが急上昇

SVBやクレディ・スイスの問題をよそにBTCの価格が急上昇しています。

3月10日には20,380ドルだったBTCが3月22日には28,260ドルまで急上昇しているよ。
12日間でなんと40%近い上昇率だ。
これには驚いたよ。

BTCは2月の25,000ドル近辺から下落基調でしたが、SVBの破綻報道と同時期に上昇を開始、短期間で40%程度の値がりを見せてます。

J塾長としては米国の金融不安が出たことで、仮想通貨にも悪影響が出ると思っていましたが、結果的にはリスク回避の一環として買われたようです。

 

ビットコインは金と同じリスク回避先?

金

実は今回の金融不安でBTCと同じく価格が高騰しているのが「」です。

金は資産のリスク回避先として人気で、金融不安が発生するたびに買いが集まり、価格が上場している歴史があります。

金も3月10日から大きく上昇しているよね。

米国の金融不安から金が買われるのは不思議ではありませんが、今回は金のほかにBTCも上昇していることから、BTCも金融不安時のリスク回避先として人気が集まった可能性があります。

全ての仮想通貨に買いが集まった訳ではないことから、仮想通貨全体がリスク回避先として選ばれたのではなく、あくまでBTCに人気が集まったのだと思いますね。

またSVC破綻によりステーブルコイン(USDC)の信用性が低下したことで、資金がBTCに流れたのも大きかったようだね。

急上昇していたBTCも金融不安が落ち着きを見せた3月23日には、下落しているので金に似た動きをしているのは事実のようです。

 

仮想通貨をポートフォリオに入れるのもいいかも?

J塾長は昨年までは仮想通貨に対して偏見を持っており、実際の投資には消極的でした。

仮想通貨ってなんとなく胡散臭くて…
詐欺られている印象もあったから、なかなか手が出なかったんですよ。

しかし、BTCが高値の半値以下(2万ドル近辺)になったタイミングでBTCとETHを購入、自分の考え方を見直すことにしました。

ちなみにBTCだけでなくETHも買った理由は、マージの話題に乗りたかったからです。(笑)

J塾長のポートフォリオは「株式」、「債券」、「投資信託」、「リート」、「預金」、「米国ETF」に分散投資していますが、これに「仮想通貨」が加わったことで、さらにリスクヘッジができた印象を受けています。

つまり、今回のSVB破綻で一部の保有株が下落していますが、BTCとETHが上昇したことで総合的な損失は出ていません。
まさにリスクヘッジできた印象です。

仮想通貨を持つことで金に期待されるリスク分散ができるとは思っていませんでしたが、今回は色々と理由があるにせよリスク回避の効果はありました。

J塾長がBTCを購入した理由は「安くなった」、「勉強のために買ってみよう」、「夢があるからなぁ」…と適当なものばかりです。

しかし、今回の動きを見て「仮想通貨をリスク分散先としてポートフォリオに組み入れる必要性」を強く感じました。

とくに不動産や金などの現物投資が苦手な人は、仮想通貨(特にBTC)をポートフォリオに組み入れるのはリスクヘッジからアリだと思います。(あくまでJ塾長の感想ですが…)

 

まとめ

SVCやクレディ・スイスの問題はJ塾長の予想通り、早期に終息に向かいそうです。

2023年3月22日の株価も、金融不安の終息期待から大幅に上昇しており、マーケットの混乱も治まってきています。

J塾長も詳しくありませんが仮想通貨にはBTCやETH以外に多くの種類があり、さらに新しいコインが誕生しています。

しかし、今回のように金融不安が起きた場合にリスク回避先になる仮想通貨は、BTCやETHなどのメジャーな仮想通貨だけだと思います。

マーケットが小さい仮想通貨やステーブルコインは、あてにならないと思いますね。
あくまで個人見解ですけど…

 

※このブログはあくまでJ塾長の感想であり、投資を勧めるものではありません。投資は自己判断と責任でおこなってください。

投資話,株式投資