物価高騰時にはJ-REITが有利か?インフレに備える投資

インフレに備える

ウクライナ紛争や米国の利上げ、さらには資源価格の高騰などの影響で、日本も物価上昇が目立っています。

経済的な話題の中心が「値上げ」であり、各企業はスムーズな値上げについて頭を悩ましているようにも見えます。

この状況で円安も進んでいるよね。
円安が原因で輸入価格が上昇して、国内販売にも影響が出ているよ。

円安は輸出企業にはメリットがあり、輸入企業にはデメリットだと言われているけど、実際いは輸出企業であっても原料を輸入していることが多いから、どちらにもデメリットが出ているよ。

このような状況下であってもFIRE(ファイア)生活者は投資を止めることはできません。

FIREを始めたらどんな環境においても投資で生活費を確保しなくてはなりませんよね。

本日のブログは物価高騰時における投資として考えたい「J-REIT」について紹介します。

J-REITの話題には過去ブログ「年利3.3%、STOで不動産投資!J-REITとの違いは?」なども見て下さい。

 

日本は物価高騰中だがインフレではない

「現在の日本はインフレ状態なのか?」との疑問がありますが、J塾長的はインフレだとは思っていません。

でも日用品を始めとした物価がドンドン上昇しているから、これはインフレでしょう?

色々な見方があるけど、インフレの概念は需要が供給を上回る状態だと思うよ。
しかし今の日本は需要が増して価格が高騰しているのではなく、単に原料が高騰していることで価格転換しているだけだよ。
これはインフレとは呼べない状態です。

インフレに関して「日本はインフレだから金利を上げろ」などを主張する人もいますが、現状の価格高騰はあくまで原料高によるものなので需要が増したとは言えません。

だから日銀も利上げを否定しているし、政府も物価抑制はしても金融緩和を止めるそぶりを見せていません。

しかし、物価が高騰しているのは事実なので、それに対して有効な投資を考えなくてはなりません。

インフレ&物価高騰時には不動産投資が強い理由

業績アップ

一般的にインフレが加速している状況においては株式投資よりも、債券や不動産投資が有利だと言われています。

インフレだと物の価格が上がるから、不動産価格も上昇するからだよね。
債券はなぜ?

インフレが進むとインフレによる物価高騰を抑制するために、国の中央銀行は利上げを実施します。
利上げを行うことで国債などの債券の利率も上昇するから、株式よりも安全性の高い債券へ投資がシフトされるんだよ。
アメリカやEUはまさにこの状況だよね。

先ほども話しましたが日本はインフレではないと思いますが、インフレに向かっているのは間違いでしょう。

そして将来的に経済活動がコロナ前に回復することで、インフレが進む可能性は非常に高いと思います。

そこで注目されるのが上場不動産投資信託である「J-REIT」です。

 

J-REITはホテル、物流、商業施設が狙い目か?

J-REITにはさまざまな種類がありますが、選択する方法として保有する不動産の種別を考えるのも方法です。

物価高騰時には比較的家賃が上げやすい商業施設や物流施設がオススメです。
さらにコロナ明けの観光需要からホテル物件も検討してはいかがでしょうか?

さらにNVA倍率が1倍未満、配当利回りが4%以上、入居比率が高いREITを探すと良いと思います。

J塾長的には「オリックス不動産投資法人(8954)」あたりがバランスもよく、狙い目かな?と考えています。

 

※このブログはあくまでJ塾長の感想であり、投資を勧めるものではありません。投資は自己判断と責任でおこなってください。

不動産/REIT