千葉銀行に行政処分!地銀と関わるとロクなことがない…

千葉銀行(8331)」に対して金融庁が行政処分を実施するとの報道がありました。

千葉銀行は日本の地元では最大手の1つだよね。
なんかやらかしたの?

まぁ大手地銀といっても結局は地銀だからねぇ。(J塾長は生粋の地銀嫌い)

いい加減に投資で地銀に係るのは止めた方が良いと思うJ塾長ですが、またもや高齢者や投資初心者を狙った内容に憤慨しています。

本日の話題はJ塾長が大嫌いな地銀の不祥事を紹介します。

 

日本株はバブルではない理由は「バブル後最高値更新!今から日本株に投資ってありなの?」を見てください。

 

投資初心者や高齢者に仕組債を乱売

報道によると千葉銀行や子会社のちばぎん証券は、投資初心者高齢者に対して「仕組債」をリスク説明や高額な手数料等を十分に説明せずに乱売していたようです。

仕組み債って、たびたび話題になるややこしい債券だよね。
債権なのに株や商品なんかを組み込んでいるやつ。

仕組債は「金融派生商品(デリバティブ)を組み込むことで高利回り」を実現させた商品だよ。
しかし、債券とは性格が違い、株価や為替に影響され、大きなリスクもありますね。

さらに償還条件についても発行体は有利に作られることが多く、個人投資…とくに初心者には全く勧められない金融商品です。

千葉銀行やちばぎん証券は複雑な仕組債を積極的に高齢者や投資初心者にセールスしており、なかには多額の損失を被った人も多いようです。

昨年、金融庁も仕組債には注意喚起しており、なかでもEB債(他社株転換可能債)には「買う意義もない」と断じています。

金融庁が買う意義なしって言ってる債権を高齢者や初心者に売ってたの?
悪質だよね。

千葉銀行は金融庁の動きを察知して昨年6月に販売を中止していますが、それまでに契約した約8,400人のなかの3割程度に不正な取引の疑いがあるようです。

つまり、仕組債のリスクを知らずに買わされている人が、少なくとも2,500人以上いるのです。
儲かると聞いて買ったのに、損失がでればビックリしますよね。

怖っ

 

千葉銀行の狙いは利益しかない

千葉銀行やちばぎん証券が仕組債を販売する目的は、あくまで高い手数料を得るためです。

仕組債はデリバティブ商品を組み込み、一見して高い利回りを出す反面、金融機関が受け取る手数料がべら棒に高くなっています。

一般的な投資信託なら0.5%から高くても3.0%くらいだよね。

仕組債は表面的には手数料が隠れている場合が多いけど、実際には5%~6%超の手数料が取られています。
それが千葉銀行やちばぎん証券に入るのだから、儲かるのはあたりまえだよね。

仕組債は中身が複雑であり「債券であって債権ではない」ものです。

また条件も発行体に有利にできており、償還期限などは発行体が自由に設定でき、投資のプロやベテラン以外は手を出してはならない商品です。

手数料が高いことから高齢者や投資初心者に狙いを定めたやり方は、本当に悪どい手法だと感じています。
大手であっても地銀はあくまで地銀ですよね。
全ての地銀が腐っているとは思いませんが、私の知っている地銀は信用できる会社はありません。

だから、J塾長は銀行、証券会社ともに全口座ネット証券を利用しています。

 

投資で地銀を信用する人ってどうなの?

どうする

今回の件で「なんで地銀で投資するかな?」との思いがあります。

ちばぎん証券は証券会社ですが、実際には千葉銀行の営業が紹介するケースが多かったようです。

投資をするならネットで情報を調べて、自己責任でやるべきです。

投資の世界では銀行や証券会社であっても、素人を騙して金儲けする輩は少なくありません。

ネットを検索すればいろんな情報が出てくるよ。

J塾長も過去に副社長が逮捕された大手証券会社の営業マンに騙されて、500万円以上の損失を出しました。

以来、「投資は自分で調べて、自分で判断して、そして自分で購入する」ことをモットーにしています。

仕組債がヤバイのはネット検索すればすぐに分かるでしょう。
なんで買うかな?

ネットが使えない高齢者は仕方がありませんが、そのような人は「投資を止める」か「投資に詳しい友人を持つ」しかありません。

それよりもネット環境があるにも関わらず、千葉銀行などに仕組債を買わされている人は、投資に向いていないのでやめた方が良いでしょう。

人に勧められて投資が成功するなら、誰もが金持ちですよ。(ここが大事)

住宅ローンや事業融資で地銀を利用するのは悪くありませんが、地銀はあなたの口座を覗いて手数料の高い金融商品を買うように仕向けます。

「この債券は金利が高くておススメです。」って言われても、相手は地銀ですから絶対に信用してはなりません。

もし、仮に本当に良い商品であっても、実際に買うのは地銀ではなく別のネット証券が良いでしょう。(笑)

即決だけは止めて下さいね。

J塾長も栃木県の破綻した地銀には派手に騙された経験があり、さらに日本を代表する証券会社にもやられました。

J塾長がゆるせない地銀は下の記事を見て下さい。

 

支店長に「増資しないと破綻する」と頼まれて、新株を引き受けたのに、いきなり破綻して紙くずになったのですよ。
なのに破綻しても未だに営業しているのが許せん!
所詮地銀はこんなもんだと思っています。

地銀系の投資案件で大儲けした人を見たことがありません。

地銀は住宅ローンなどの融資だけの付き合いがよさそうです。

 

※このブログはあくまでJ塾長の感想であり、投資を勧めるものではありません。投資は自己判断と責任でおこなってください。

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